【レガシィ B4編】明確なキャラクター分けが功を奏する
【レガシィ B4編】グレード紹介
新型レガシィ B4の価格は、2.0i (5MT) 208.95万円から、3.0R spec.B(5AT) 319.2万円まで(※価格表示は消費税込み・以下同様)。また受注生産車として天然ガス車2.OCNG(4AT)を483.0万円で用意している。全部で10グレード17タイプ。ツーリングワゴン同様に多くのグレードでMT(マニュアルトランスミッション)が選べる。
それでは順にグレードを紹介していこう。ワゴン編でも記した通り、レガシィシリーズは全てAWD(4輪駆動)のみで、FF(前輪駆動車)は用意されないことが大きな特長となっている。
「2.0i」は水平対向4気筒2.0リッターSOHC16バルブNA(自然吸気)エンジン搭載するベーシックタイプ。ワゴンには用意される廉価版「2.0i Casual edition(カジュアル エディション)」はB4には用意されない。「2.0i B-SPORT」は、マイナーチェンジ前に登場した特別仕様車がカタログモデル化したもので、スポーティかつ上質な装備が付いたお買い得グレードとなっている。
「2.0R」は2.0リッターDOHC16バルブNAエンジンを搭載する。こちらにも「2.0R B-SPORT」が用意される。
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さて、人気の中心となるグレードが2.0リッターDOHC16バルブターボエンジンを搭載する高性能版「2.0GT」だ。今回のマイナーチェンジの目玉である「SI-DRIVE(エスアイ-ドライブ)」。3つの異なる走行性能を楽しめるこのシステムは、2.0GT系と3.0R系にのみ装備される。なおGTには18インチホイールやビルシュタイン製ダンパー、アルミロアアーム等を採用するハイスペックな「2.0GT spec-B」も用意される。
いっぽう、水平対向6気筒3.0リッターDOHC24バルブNAエンジンを搭載するのが「3.0R」だ。2.0GT同様にハイスペック版「3.0R spec-B」が用意されるいっぽうで、高級感を強調したアイボリー本革シート装着の「3.0R アイボリーレザーセレクション」も用意されるなど、より高級な『オトナのためのレガシィ』を訴求するグレードもランナップされているのはツーリングワゴン同様だ。
2.0CNGは、天然ガス燃料に対応したシステムを搭載。もちろんコレも4WDだ。有害ガスや二酸化炭素の排出量が少ないクリーンエネルギー自動車となっている。ただし価格から見ても分かるように、現時点では主に法人や自治体が使用する特殊な車両と考えてよい。
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なお詳しい装備・諸元などについては「CORISM」内の新車情報ページも併せて参照して欲しい。
【レガシィ B4編】ライバル車は
レガシィB4が属するカテゴリーは「セダン」。以前のように主流のジャンルというワケではないが、各社とも様々なバリエーションを有している。トヨタはV6エンジンを積む「マークX」、欧州製FFセダン「アベンシス」などがある。日産はキャラの異なる「スカイライン」と「ティアナ」が挙げられる。ホンダからは「アコード」。こちらもホンダらしいスポーティさや上質感を訴求したモデルだ。マツダからは「アテンザ」。中でも4WDのスポーツモデルとして直接対抗するモデルとして「マツダスピード アテンザ」を特にライバルとして挙げたい。
いっぽうで欧州のセダン勢も注目してみよう。「VWパサート」「BMW3シリーズ」「アウディA4」「アルファロメオ159」などは、ベーシックグレードなら輸入車とはいえ価格帯が思いのほか近いことに気付くはずだ。
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【レガシィ B4編】 オススメグレードは
エンジンタイプ毎に明確なキャラクター分けがなされているのはツーリングワゴン同様の特長だ。グレード展開とその位置付けもほぼ同様になる。
2.0i系はベーシックグレード。絶対性能はほどほどで良いファミリー需要や、ビジネス需要にマッチする。2.0R系は、NAらしい軽快な吹け上がりを楽しむスポーツグレード。そして2.0GT系はターボエンジンの圧倒的なパフォーマンスを楽しむ『ハイスピード』スポーツグレードだ。いっぽうの3.0R系は大排気量・多気筒エンジン車ならではの豊かなトルク感を味わう『高級』スポーツグレード、という位置付けとなる。
ワゴン同様に2.0iと2.0Rではそれぞれ正式にカタロググレードとなった「B-SPORT」のお得感が光る。レガシィのスポーティな魅力をより際立たせるMOMO社製本革巻スポーツステアリングや運転席8ウェイパワーシートなどいくつか装備が追加され10.5万円高と買い得感がありオススメしたい。2.0GTでは、スペックを重視するユーザーなら18インチアルミが装着される「2.0GT spec-B」をオススメしたい。そうでないユーザーには、2.0R系と3.0R系も併せて検討してみることをオススメする。
最高級3.0R系では、3リッターエンジンの贅沢さをより高級に演出する「アイボリーレザーエディション」がオススメ。314.58万円の価格はレガシィとしては高い価格帯だが、同等の性能と装備を持つ欧州車などと比較すれば断然お買い得な価格であることが実感できるはずだ。
もちろんスポーツ派には通好みな「3.0R spec-B」があるが、こちらは先の2.0GT spec-Bと併せて検討してみよう。ターボパワーか、マルチシリンダーのトルク感か。お好みのエンジンタイプで決めよう。
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スバル レガシィ シリーズの「こだわりイズム!」に迫る
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2リッター及び2リッター超クラスのステーションワゴン市場をほぼ独占しているツーリングワゴンを始めとした、レガシィシリーズの人気に迫る。 >> 記事全文を読む |
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レガシィのカタログ情報
![](https://221616.com/assets/img/car-topics/noimage.jpg)
- 平成5年10月(1993年10月)〜平成10年12月(1998年12月)
- 新車時価格
- 150.5万円〜279.8万円
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