高出力なのに低燃費!!

 フォルクスワーゲンのコンプレッサーとターボチャージャーによる1.4リッター 125kW(170ps)ツインチャージャーエンジンが、“International Engine of the Year Awards 2006”で、1.0リッター−1.4リッタークラス受賞および、“Best New Engine of 2006”に選ばれた。

 “International Engine of the Year Awards 2006”の審査委員会は、29ヶ国、61名のモータージャーナリストから構成。本アワードはイギリスの最大手自動車技術専門出版社から授与される。今回の受賞は、TSIにとって3つ目となる。

 TSIエンジンは、低下移転域を担うコンプレッサーと中高回転域を担うターボチャージャーを革新的なコンセプトで組み合わせ、ダウンサイジングに成功している。この両加給器をうまく役割分担させ、高出力(125kW/170ps)と低燃費(7.2リッター/100km=13.9km/1リッター)を両立している。欧州では、今年第1四半期より、ゴルフGTに搭載し発売されている。