【速報】ニューヨーク国際自動車ショー:ベントレー コンチネンタルGTC
【速報】ニューヨーク国際自動車ショー:ベントレー コンチネンタルGTC

 ベントレーのコンチネンタル・シリーズは、すでにGT、フライングスパーが発売されているが、その第3弾モデルとして、2+2コンバ−チブル・スタイルのGTCが加わった。ラジエーターに向かうフロントボンネットラインと、リヤバンパーへ流れるトランクリッドのラインを協調させて、前後のバランスを採ったデザインを与えられたGTCには、コンパクトなスペースに収納可能な、7本のフレーム&ヒーター付ガラス製リヤスクリーンを組み込んだ3層構造のファブリックルーフを採用。クーペのような美しいラインを持ち、空力特性にもこだわった結果、クローズ時で312km 、オープン時でも306km/h という、コンバーチブルとして突出した最高速性能を生み出すことに成功した。
 6LW12 ツインターボエンジンは、GTなどと同じスペックで、560ps/66.3kgmを発揮。どんなシチュエーションでも、高いスタビティとグリップ性能を発するトルセンディファレシャル搭載の 4WD システムと、マニュアルモードとパドルシフトコントロールを備えた 6速ATをセットして、強大なパワーを余すことなく路面に伝達する。これに対抗するブレーキシステムは、量産乗用車に装備されているものとしては最大の405mm径 ベンチレーテッド・フロントブレーキディスクを装着している。
 またベントレーのエンジニアたちは、ルーフ収納スペースを確保するために、リヤサスペンションを新設計。ダンパーユニットの位置を210mm低くして、新設計の鋳造アルミニウム製マウントを一体化した台形リンクに取り付けられている。