BMW Group主催の“デザイントーク ヴィラ・エルバ06”が行われた

コモ湖のほとりでパネルディスカッション

 BMWグループが、2006年4月23日にコモ湖(イタリア)のチェルノッビオで“BMW Group デザイントーク ヴィラ・エルバ06”を開催した。今年のキーワードは「ユートピア」。BMW Groupが主催するプレス向けイベントは今回で第4回を迎え、ヴィラ・アンティカのコンコルソ・デレガンツァ(クラシックカーのコンクール)の会場には世界中から数多くのジャーナリストやVIPが招待された。

 デザイントークイベントのホストは、ニューヨークに拠点を構える老舗高級家具メーカー、Knoll社の取締役副社長 カール・G・マグナッソン氏が務めた。昨年のテーマは“50年代のデザイン”、今年のテーマは未来そして“ユートピア”に焦点を当てた。未来的なイメージだけではなく、世界のあるべき姿を再定義し、導き、指標となるデザインのコンセプトを中心にパネルディスカッションが行われた。

 パネルディスカッションでは、毎年著名なデザイナーやデザインの専門家をパネリストとして招聘している。

今年のパネリスト

ウォルフソニアン・ミュージアム(マイアミ) 館長 キャシー・レフ氏
フェイドンプレス社 編集ディレクター カレン・シュタイン氏
デザイン・シンガポール・カウンシル ディレクター ミルトン・タン博士
コミュニケーション及びメディア技術センター(ドイツ/カルルスルーエ) ディレクター ピーター・ウェイベル教授
BMW Group デザインディレクター クリストファー・E・バングル氏