東風Honda 、新型CIVICを発表!

コンセプトは「見て、触って、走ってワクワクする車」

 Hondaの中国における合併会社である東風本田汽車有限公司は、3月20日、新型「CIVIC」を発表した。2006年の販売目標は5万台で、全国90店舗の東風本田特約販売店にて4月22日より一斉に販売される。

 CIVICは、Hondaの基幹車種として世界160ヶ国以上で販売されており、1972年の初代誕生以来、累計販売台数は1,600万台を越え、Hondaの単一モデルとして最も多く販売された車種となっている。
 今回発表されたCIVICは、8代目となるが、走行性能、経済性、環境性能、居住性といった基本性能がより一層向上された。

 搭載される新開発の「1.8リッターi-VTECエンジン」は、2.0リッターエンジンなみの加速発進と1.5リッターエンジンなみのクルーズ燃料を両立し、クラストップレベルの低燃費を実現している。

 エクステリアには、先進感溢れるモノフォルム・デザインを採用、インテリアは走りの楽しさ、運転のしやすさ、ゆとりの室内空間を追求した設計となっている。また、運転中の視線移動を少なくするように計器類を配置した「マルチプレックスメーター」が採用された。

 安全性能では、欧州の安全性能評価基準であるEuro NCAPの最高評価である5つ星レベルを達成、環境領域では欧州の排出ガス規制であるEuro4をクリアするなど、Hondaが重視する「安全・環境・省エネ」全ての性能を備えている。

 東風Hondaは、今回のCIVIC投入に先立ち、武漢にある四輪車工場の拡張工事を完了しており、年間生産能力を従来の4倍となる12万台に拡大しているという。東風Hondaで生産されるCIVICは、中国市場のユーザー嗜好、道路環境、法規にあわせた改良が行われている。