壮観!!クラシックカーのパレード走行
1月の最終週の日曜日、恒例のJCCAニューイヤーミーティングが開催された。この伝統のクラシックカーイベントは、ここ数年、江東区青海のNOP街区(お台場)で行われている。開場は9時だったが、その前にゲート入り口は長蛇の列。周辺の道路も古いクルマであふれかえった。まずはクラシックカーによるパレード走行だ。先導車に続き、スカイラインGT−Bやセリカ、ギャランGTO、ロータスヨーロッパなどが会場周辺をゆっくりと走る。
クルマだけじゃない!フリーマーケットも面白い!!
毎回、テーマカーが決められているが、今回はドイツ車とフランス車だ。このイベントは日本のクラシックカーが多いが、外国のクルマも増え続けている。クルマもいいが、ボクのお目当てはフリーマーケットだ。絶版となったパーツを売るスワップミートを筆頭に、おもちゃやカタログ、自動車雑誌などがところ狭しと並んでいる。なかなか掘り出し物はないが、冷やかし半分で覗くのは愉しい。
ミニカーとチョロQ、やっぱり買っちゃいました。
自動車のパーツはフェンダーやボンネットなどの大きなボディパーツから、バンパー、ライト、ステアリングなどの小物まで、何でも揃う。オリジナルパーツもたくさんある。ミニバンやおもちゃは新旧の作品が混在していて面白い。カーグッズ専門ショップだけでなく個人での出展もあり、からかいながら値切っていく。これも愉しいひと時だ。ボクは誘惑に負けて、ミニカーとチョロQを数台買ってしまった。1万人を超える入場者があったそうだが、クルマ好きならずとも愉しいイベントだ。
懐かしの名車が勢ぞろい!
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このイベントの目玉のひとつとなっているパレードは、晴海周辺の道路で行われる。トヨタ2000GTを筆頭に、ダイハツのコンパーノやペレットGT、ヨタハチなど、名車がズラリと勢揃いし、沿道の人たちからも拍手が!!
滅多にお目にかかれない!アルピーヌA210
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滅多に見ることのできない名スポーツカーが出品されていた。63年に生産されたアルピーヌA210だ。ルマン24時間レースでも活躍したスポーツカーで、エンジンはルノーR8ゴルディーニの4気筒OHVを積む。排気量は998ccだが、120ps/9500rpmを絞り出す。
春以降の新作がズラリ!
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新旧のミニカーが販売されていたが、これは春以降の新作を展示したもの。バスのほか、トミカリミテッドのルーチェロータリークーペや観音開きのクラウン、クラウン救急車などが見える。サンバーやスバル360カスタムなど、マニアックな商用車も発表された。
約50年前に大ヒットしたミゼット
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ニューイヤーミーティングの常連となったダイハツの軽三輪車、ミゼット。このクルマは後期型の丸ハンドル仕様だ。今から50年近く前の57年夏に発売され、爆発的なヒットを飛ばした。丸ハンドル車は59年に登場する。エンジンは249ccの単気筒だ。
仕上がりのよいエブロ製のミゼット
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これは57年8月に発売されたミゼットの初期モデルをミニチュア化したもの。エブロ製の43分の1スケールで、なかなかいい仕上がりだ。トイざらすに行ったら安売りしていた。このほかに幌つき仕様の青いミゼットがある。