馬力UPの新エンジンと5速MTで、走り重視。
シトロエン・ジャポンは、「シトロエン C2」を一部改良するとともに、新型「シトロエン C2 VTS」を追加し、3月1日より発売開始した。
今回の改良では、外観の変更はないが、インテリアにおいてダッシュボードにデザインが「C3」同様に変更された。
一方、今回追加された新型「シトロエン C2 VTS」は、「シトロエン C2」1.6リッターモデルのエンジンやシャーシをスポーツ走行用にアレンジしたモデル。新型エンジンは、1.6リッターDOHCエンジンに可変バルブタイミングシステムを採用し、従来の110馬力から125馬力にパワーアップ。トランスミッションは5速MTのみで、シャーシも特別強化され、さらに、特製アルミペダル、アロイホイール、クローム製テールパイプなどを採用し、本格的な小型スポーツカーとして相応しい仕様となっている。
また、従来モデルに装備されているABS、4エアバッグとともに、コーナリング中のクルマの挙動を安定させるESPを標準装備し、安全性能も高い。
価格は、1.4 VTRが195万円、1.6 VTRが215万円、今回追加された1.6 VTSが230万円。