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3列目シートの乗り心地はどうなの? |
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3列目は床下に収納するので意外に窮屈!! |
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《エスティマ》は1700mmを超える全高からも分かるとおり、3列目のシートに余裕を持たせたフラットフロアのハイルーフミニバン。《オデッセイ》のようなワゴン風ミニバンの3列目に比べると快適だが、現行型はこのシートを床下収納とした。そのためにスッキリと広い荷室が得られる半面、《アルファード》などに比べると3列目の座面は薄く、床からの寸法も不足気味。3列目を重視した設計とは言えず、大人6名が乗車するなら居住性を確かめたい。 |
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ぶっちゃけ、割高のグレードはどれですか? |
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「アエラス・Gパッケージ」は少々割高だ!! |
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「アエラス」と「アエラス・Gパッケージ」の価格を見比べると、「Gパッケージ」は割高な印象を受ける。インテリジェントAFS、クルーズコントロール、運転席の電動調節機能などが加わり、それを価格に換算すると約30万円だが、車両本体価格の差額は42万円に達するからだ。「Gパッケージ」が際立って割高とは言えないが、利幅を少々大きく取っている。 一方、「アエラス」と「アエラスSパッケージ」、「アエラス」と「G」で比べた場合は、装備と価格の違いが妥当な範囲に収まっている。 |
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「いらないオプション装備」って何ですかねー? |
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「電動サードシート」は誰もが必須の装備ではない!! |
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3列目シートの電動格納機能は必須とは言えないだろう。しかもパワーバックドアとセットオプションになり、14万円弱の価格設定だ。両方の装備を必要とする場合は割高ではないが、パワーバックドアだけが欲しいユーザーは余分な買い物をすることになる。パワーバックドアは背の低い子供にも開閉操作ができることから、けっこう人気が高いのだ。 逆にオプションパーツの不備もある。横滑り防止装置の「S−VSC」が3500ccモデルでしか選べない。安全装備は快適装備と違って数多くのクルマが装着し、事故を減らしてこそ意味がある。売れ筋の2400ccモデルに付かないのでは、設定した目的を十分に達成できないのではないか? |
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