サーブ 9-3 スポーツセダン エアロ

キャラクターをより明確化

 ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、「サーブ 9-3 スポーツセダン」の2006年モデルを、2月25日(土)より、全国85店のサーブ正規販売店を通じて一斉に販売開始した。

 2006年モデルは、シリーズ最高のパワーを持つ「エアロ」、スポーティ&ダイナミックな「ヴェクター」、充実装備の「アーク」、シンプルな「リニア」と、個性の違う4つのモデルをラインナップし、グレード毎に違うエンジンが用意されている。

 「エアロ」は、新開発オールアルミ製2.8リッターV型6気筒ターボエンジンに、ステアリングシフト付セントロニック6速ATの組み合わせで、最高出力250ps/184kwを発揮する。10ミリローダウンされたスポーツシャーシや大径ベンチレーテッドディスクブレーキを採用し、走行性能を向上させている。
 エクステリアには、エアロパーツや18インチ10スポーク アルミホイールを標準装備、インテリアには、ドア、センターコンソール、シフトレバー、ステアリングホイールにメタル調トリムが施され、内外装共にスポーティでクールな印象に仕上がっている。価格は、519万円。

 新グレードとなる「ヴェクター」は、2.0リッター直列4気筒ハイプレッシャー・ターボエンジンを搭載し、154kw(209ps)/300N・mを発揮、旧エアロとほぼ同等の装備を備えたスポーツモデルである。スポーツシャーシ、17インチアルミホイール、ステアリングシフト付セントロニック5速ATを採用し、スポーティでアグレッシブな走りが楽しめるモデル。価格は、450万円。

 「アーク」は、“クラシック・エレガンス”がテーマで、装備充実のラグジュアリーモデルとなる。インテリアは、レザーシートと木目調パネルの組み合わせで、北欧風の暖かい雰囲気を演出。また、搭載される2.0リッター直4DOHCターボエンジンは、129kw(175ps)/265N・mを発揮し、走りにも妥協はない。
 その他、バイキセノンヘッドランプ、運転席パワーシート、フロントシートヒーターなどが標準装備されている。価格は、410万円。

 「リニア」は、9-3シリーズのベーシックモデル。搭載されるエンジンは、110kw(150ps)/240N・mを発揮する2.0リッターターボエンジン。インテリアは、黒のマット仕上げのダッシュパネルに、パラシア・クロスシートの組み合わせで、シンプルながらも落ち着きのある洗練された雰囲気に仕上がっている。
 その他、安全装備や、空調、オーディオなどの快適装備も、ベーシックモデルとはいえ他のモデルと変わらない仕様になっている。価格は、355万円。

代表グレード
Aero
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,635mm×1,760mm×1,465mm
車両重量[kg]
1,590kg
総排気量[cc]
2,792cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
250ps(184kw)/5,500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
35.7kg-m(350N・m)/2,000rpm
ミッション
電子制御式6速オートマチック
10・15モード燃焼[km/l]
8.4km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
519万円
発売日
06/02/25
レポート
CORISM編集部
写真
ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン