注目モデルのリセールバリュー診断
自動車ユーザーへのアンケート調査や新車・中古車・買取価格の相場など、自動車市場を中心としたインターネットリサーチとリアルリサーチを活用し、調査報告を行う研究機関である。
【リセールバリュー】クルマを再び売る(リセール)時の価値(バリュー)のこと。新車で買ったクルマが3年後にどの程度の価値を持っているのかを数値化したもので、数値が高いほど次の乗換えまで価値の下落が少ない。クルマ選びの指標の1つ。
マツダ MPVの魅力とは?
■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

昨年の東京モーターショーなどで既に先行公開されていた『マツダ・MPV』がいよいよというか、やっと発売された。

発表された内容では、エンジンは2.3リッターと2.3リッター+ターボの2種類。それぞれにFFと4WDモデルが設定されており、比較的シンプルなグレード構成ながらも用途に合わせたグレードが選択できるなど、ファミリー向けのミニバンとしての機能を十分備えたモデルとなっているようだ。
外観のスタイルは写真を見てもわかるように今風のちょっと厳つい外観に、1850mmとワイドなボディサイズで室内の広さは十分。
高さも1685mmと低めに設定されていることから、女性でも安心して運転できるミニバンとなっている。

しかし、新型『MPV』の最大の特徴は2.3リッターのターボエンジン搭載モデルを用意していること。組み合わされるミッションも6速AT(ノンターボ4WDモデルも6AT)が採用され、省燃費と走りの良さを追及している。
速いクルマに乗りたいけど家族の為に我慢しているお父さんには打ってつけのミニバンでは?
今回のクルマ
Specifications
ボディサイズ 4870×1850×1685mm
総排気量 2260cc
最高出力 245ps(180kw)/5000rpm
最大トルク 35.7kg-m(350N・m)/2500rpm
10・15モード燃費 10.2km/l
定員 8人
発売日 2006年2月2日
車両本体価格
車両本体価格
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リセールバリュー診断
新型『MPV』のリセールバリューはBランクと最新モデルにしては少し評価が低いかもしれない。
アッパーミドルクラスのミニバンということで、ライバルにはミニバンブームを引き起こしたホンダ・オデッセイが存在し、どうしてもユーザーの目は『オデッセイ』へと向いてしまうのか、そこそこ売れてはいるものの『MPV』の評価は低いと言わざるをえない。
新型はターボモデルの投入など、市場での話題も期待できるなど、好材料があるのでもう少し上が狙える可能性は秘めている。スタイルも悪くないことから、若いユーザー中心に人気が出るだろう。
3年後のリセールバリューを差し引いた購入に必要な予算
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