トヨタ bB
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プレーンなイメージだった初代と打って変わり、抑揚の効いたエクステリア。コンパクトカーなのにこの迫力はすごい! 買ったその日からカスタムカー気分を味わえるだろう。

トヨタ bB

つり上がったヘッドランプは「イカツさ」や「怪しさ」を演出しているとのこと。と同時に黒いリフレクターの効果で、サングラスをかけたような印象をもたせているというから驚く。

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リアスタイルは、今までに見たことのないような不思議な形をしてて個性的である。またダイナミックなキャラクターラインが突き抜けたサイドビューは力強さを感じさせる。

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リアコンビランプは左右両端の低い位置にあるのでワイド&ローイメージを与えるのに成功している。ただ「睨みつける目」のように反り返りちょっと恐いかも……。

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上級グレードに採用される専用デザインの15インチアルミホイール。これだけ格好よければ、若い人でも履き替える必要がないのでは? 

スタイル インテリア 走り&メカニズム

 初代bBはヴィッツをベースにしたコンパクトワゴンとして一定の人気を集めてきた。ちょっと悪っぽいイメージが若いユーザーに受けただけでなく、手頃なサイズと広さで年配のユーザーにも受け入れられてきた。新しいbBは基本プラットホームをヴィッツベースからパッソベースに変更し、音と光とまったりシートを開発コンセプトに掲げている。
 ヴィッツベースのコンパクトワゴンではファンカーゴ改めラクティスが、同じヴィッツのプラットホームを使いながらも名前を変更したのに対し、bBはプラットホームを変更しながらも名前は従来のbBを継承した。コンセプトの同一性などが関係しているにしても、このあたりはちょっとおもしろい。
 話を戻すと、エンジンやサスペンションなどではなく、音と光とまったりシートをコンセプトにするのは、従来のクルマとは全く違った存在であることを示している。クルマに対して性能を求めるのではなく、単に機能を求めるだけのユーザーが増えているのに対応したもので、従来からのクルマ作りを大きくき変えるクルマになる可能性を持っている。
 外観デザインは従来の悪っぽいイメージからさらに徹底して悪を表現した印象。これだと従来からの年配のユーザーはちょっとついていけないかなと思わせるものがある。

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代表グレード
1.5Z Qバージョン
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,800×1,690×1,635
車両重量[kg]
1,070
総排気量[cc]
1.495
最高出力[ps(kw)/rpm]
109(80)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
14.4(141)/4,400
ミッション
4段AT
10・15モード燃焼[km/l]
16.0
定員[人]
5
税込価格[万円]
170.1
発売日
2005.12.26
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