【速報】06デトロイトショー レポート:ダッジ キャリバー
【速報】06デトロイトショー レポート:ダッジ キャリバー

【速報】06デトロイトショー レポート:ダッジ キャリバー

 クライスラーはダッジ・ブランドにおいて、世界100ヵ国以上で販売を予定しているワールドカー、キャリバーをリリースした。ネオンの後継車となるキャリバーは、ダッジ・ブランドのモデルらしく押し出しの強い大胆なスタイリングとSUVが持つ幅広いユーティリティ性、低燃費エンジンをパッケージし、Bold(大胆)、Powerful(力強さ)、Capable(有能)、Street smart (賢さ)という、ダッジ・ブランドの特徴を具現化したモデル。
 エントリーレベルのコンパクトSUVには余りある装備類、例えばMusicGate Power.(R)サブウーファー付き9スピーカーを備えるボストン・アコースティックス・サウンド・システム、デュアルパーパスの自己充電機能付きで取り外し可能なフラッシュライト、携帯電話やMP3プレーヤー(iPodなど)を収納できるユニークなフリップポケットが付いたアームレスト、12度のリクライニング機能付き60:40分割可倒式リヤシートなどを標準化。ベーシックモデルのSEには1万3985ドルというプライスが掲げられ、かなり強力な商品力を持っている。
 新しい前輪および4輪駆動(可変トルク配分付き電磁制御AWD) 車用プラットフォームを開発し、148psの1.8L、158psの2.0L、172psの2.4 Lの3機種のエンジン(北米以外で2Lディーゼルを設定)と次世代の無段変速機(CVT2)を搭載。クライスラーは2006年、このキャリバーで勝負を賭ける。