見ても食べても自然を楽しめるのが清里!
国道141号を野辺山方面へ走ると、現れてくるのが八ヶ岳山麓で屈指のリゾート地である清里だ。バブルのようなブームも落ち着き、童話に登場しそうなペンションや、新鮮果実をつかったおみやげ屋さん、様々な美術館や、美味しいレストランなどが静かにたたずんでいる。
この観光地の源流となったのが、1936年にポール・ラッシュ博士が設立したキリスト教指導者研修施設の「清泉寮」なのである。第二次世界大戦後の1949年、この地に博士は清里高冷地実験農場を設立。人や、牛や、馬の力で農地を開拓していた当時の日本に、アメリカと同じように大型トラクターで荒地を開拓する近代農業を広める活動を博士は行ったのである。そこでは様々な農業の実験が行われたが、その中にはジャージー種の牛の飼育が含まれていたのである。
清里といえば高原のソフトクリーム。そのイメージを作り上げたのはキープ博士の功績があったからなのである。
清里のジ・オリジンを楽しめるキープ牧場&ファームショップ
さてさて、そんなキープ博士の思いが体験できる場所が、今の清里にも残っているのである。それがキープ牧場&ファームショップだ。キープジャージー牛乳と手作りのパンやケーキを味わえる「清泉寮喫茶」や、名物のジャージー牛乳を使ったソフトクリームを味わえる「清泉寮ジャージーハット
」などがある。
この場所で清里の歴史と自然を味わうことも楽しいが、他にも清里現代美術館や、南八ヶ岳花の森公園、清里フォトアートミュージアム・・・など、見どころプレイスポットは満載なのである。
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