1ST ANNUAL STREET ROD NATIONALS REPORT! VOL.002

 '50年代のアメリカの街中やソルトレイクで走り回っていたような、レトロスタイルのホットロッド。こうしたスタイルのホットロッドを、使用パーツの時代考証から自分の着る物にまで拘って乗り回す好き者が、ここ最近この日本でも増加中だ。
 本場アメリカから火が点いたこの現象は、主に20代中盤以上の若い世代が支えており、彼らは往年のスタイルを真似てグリースで髪を固めている事から"グリーサー"等とも呼ばれている。グリーサー達のホットロッドは基本的に自分で手を汚しバックヤードで制作しているので、時に自由なアイディアが愛車に反映される事もある。
 そこで今回は、会場で見つけたワイルドロッドのまさに"ワイルド"な部分をピックアップしていこう。

1ST ANNUAL STREET ROD NATIONALS REPORT! VOL.002

ライトケースを鋭いコーン型に延長し、スピード感のある形に。もはや刺さりそう!

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レトロロッドでは、当時の航空機に使われていた簡素なアルミ製チェアーを流用するのがお約束。長距離移動は考えたくない。

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クラクションの代わりに「パフパフ!」なラッパ!? まぁご愛敬ということで。

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ラジエターのキャッチタンクがチェリオ! 専用のステーまであるからスゴイ。

1ST ANNUAL STREET ROD NATIONALS REPORT! VOL.002

前回紹介した2T-G搭載ロッドのヘッドカバー。TOYOTAの文字を絶妙に削って"TOY T"に。モデルTフォードならではのお遊び。

1ST ANNUAL STREET ROD NATIONALS REPORT! VOL.002

こちらも冴えたお遊び。BF GOODRICH RADIALを上手に削って小細工すれば、"GOOD ROD"の出来上がり!