ボビーは正力松太郎賞。上戸彩はCM演技賞。で、今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは?

今年はどのクルマが受賞するのでしょうか?COTY(こてぃ)

 コティな季節です。そんな季節になると木枯らし舞う季節です。そんな寒空の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?カンマにです。コティが決まれば、もう年の瀬。アメ横におせち料理の買い出しに行かないといけませんね。「築地入り船江戸の味」なんてTVCFも流れてきますし。
 おっと。皆さんに説明するのを忘れていました。「コティって、何だよ!デブ」とPCの前で皆さん、思っていることでしょう。阪神巨人師匠が宣伝していた芳香剤でもありませんし、背のでっかいギタリストでもありません。もちろん、日産の軽自動車でもなければ、ローマの王子様でもありません。
 ごめんなさいね。ハナシが長くなっちゃって。コティとはCAR OF THE YEAR JAPANの略称。つまりは日本カー・オブ・ザ・イヤーのことなんですね。はい。
 これが決まれば、今年も終わり。日本中の自動車メーカーさんは大掃除の準備を始め(たぶん)、正月明けすぐにあるデトロイトショーのことを考え始め(きっと)、「でも、オートサロンのほうが気になるんだよなぁ・・・」なんて思い始めたりするのですよ。もう、11月ですし。
 そんなCOTY(アルファベットでこうやって書くのが正しい)も、今年で26回目。何かとお騒がせな120%小泉チルドレンの杉村太蔵議員と同い年だったりするのです。そんな太蔵議員が生まれた頃、第1回日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはマツダのファミリア。通称:赤いファミリアが栄冠を勝ち取ったのです。いったい何がどうして赤いファミリアなのかわからないヒトは、その近くにいる40歳前後のオッサンに聞いてみてくださいね。シートにTシャツとか、丘サーファーとか、ロンサムカーボーイという、また意味不明の単語を連ねて説明してくれるはずですから。
 そんなCOTYも最終選考の一歩手前、第一次選考が終わりました。第一次選考で残った10台のクルマ(10ベストカーっていいます)から、栄えある2005-2006日本カー・オブ・ザ・イヤーが選ばれるわけですよ。ちなみに、ここには杉村太蔵議員が国会議員の給料が出たら買う!と言っていたBMWも入っています。結局、なんだかんだで買えなかったみたいですけれど・・・。
 しかし、国会議員のセンセイ方も大変ですよね。特に小泉チルドレンといわれる方々は。日本中から注目されていますし。元ミス東大だとか、ゆかりたんだとかいまだに言われていたり。はたまた、自称偉大なるイェスマンとおっしゃった幹事長から国会議員としての心得を指導されたり、元レスラー議員から「挨拶がないとは何事だ!」と言われてしまったり・・・とりあえず、りっぱな国会議員になって日本のためにがんばってくれれば一選挙民としていいのですけれどね。

 でもね、COTYのセンセイ方は大変なんですよ。COTYのセンセイ方っていうのは日本カー・オブ・ザ・イヤーを選考する選考委員の方々なのですけれど。<日本カー・オブ・ザ・イヤーは特定の個人、企業、機関等の為のものではなく、クルマに関心を有するすべての人たちのものである。日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考は公平公正に行われ、特定の自動車メーカー、特定の媒体の政策、利害等よって左右されない。>って基本精神の元、一生懸命悩んで、考えて、とびっきりの1台を選ばなければいけないのだから。そりゃ大変ですよ。「郵政民営化!」とか「改革なくして成長なし」なんてキャッチーなコピーがでてくるようなものじゃないのですから。だって、マンションが買えてしまいそうな値段がするアストンマーチンやベントレーと、おいらの安月給でも何とか買えそうなコンパクトカーが同列になっていて、「この中から最も優秀なクルマを選んでね」って言われてしまうのですから・・・。
 いやはや、おいらには無理だね。まだまだ修行が足りないですね。しっかし、どうやったら選考委員になれるのでしょうか?COTYのホームページに「選考委員を公募します!」みたいなコーナーがあるのでしょうか?そしたら、おいらも仕事が暇なときにツツーッとFAX流して、気がついたら当選!みたいになってたらいいなぁ・・・なんて思うのですけれど。
 って、COTYのサイトを見たら選考委員の資格ってものが書いてあった。・・・さすがです。日本で一番優秀なクルマを選ぶ会だけのことはありますね。もっともっと修行します。