マツダ RX−8ハイドロジェンRE
マツダ RX−8ハイドロジェンRE

マツダ独自のRENESIS水素ロータリーエンジン。デュアルフューエルシステムを採用し、ガソリンと水素の両刀遣いを実現

マツダ RX−8ハイドロジェンRE

デュアルフューエルシステムとハイブリッドの組み合わせがどのようなドライブフィールをもたらすか? 興味が尽きないモデルだ

現行型マツダRX-8に水素ロータリーエンジンを初搭載未来にむけて可能性を提案するコンセプトモデル

 スポーツライクな走りが味わえるRX-8に、クリーンで省エネルギーを約束するマツダ独自のRENESIS水素ロータリーエンジンを搭載。水素でもガソリンでも走行できるデュアルフューエルシステムを採用した同エンジンとRX-8を組み合わせ、さらに市場導入に備えてミッションをAT化するなど幅広い層にアピールする仕様を盛り込んでいる。これらの仕様は実用化に向けて展開が秒読み状態に入ったことを伺わせるもので、水素ロータリーエンジン車の市販も遠くないだろう。
 水素モードで走行中に水素がなくなった場合は自動的にガソリンモードにシフトし、水素インフラのない地域をドライブする際には車内からスイッチ操作で燃料の切り替えを可能とする。水素エンジン搭載にあたって3連メーターパネル内に水素の残量を表示するインジケーターを新たに設置し、水素モード時にはメーター内にブルーノイルミネーションが広がるなど、使い勝手も視野に入れた開発が行われたモデルになっている。

車名
マツダ RX−8ハイドロジェンRE
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4435×1770×1340
ホイールベース[mm]
2700
エンジン
マツダRENESIS水素ロータリーエンジン(デュアルフューエルシステム)
燃料
水素及びガソリン
最高出力[ps(kw)]
水素使用時:109(80)、ガソリン使用時:210(154)
最大トルク[kg-m(N・m)]
水素使用時:14.3(140)、ガソリン使用時:22.6(222)
ミッション
4速AT
航続距離(10・15モード)
水素使用時:100?、ガソリン使用時:549?
タイヤ
225/55R16
乗車定員[名]
4