トミーのトヨタF1

トヨタF1のチョロQもゲット!

 3リッター時代のF1は今シーズン限りとなった。その第18戦、日本グランプリは日本勢の活躍と新世代ドライバーの躍進に、見ごたえのあるレースとなっている。

 マクラーレンメルセデスを駆るキミ・ライコネンの16台抜き優勝はスズカの伝説となった。最終ラップの1コーナーでのオーバーテイクにはライバルチームの首脳陣やエンジニアもシビレていたし、敵味方を超えて万雷の拍手で偉業を称えている。決勝レースの主役はライコネンとルノーのフィルデナンス・アロンソだった。冴え渡るテクニックでゴボウ抜きを演じている。
 
 だが、雨に翻弄された予選のヒーローはトヨタだ。ラルフ・シューマッハがステアリングを握るトヨタTF105Bは、ライバルを退けてポールポジションを奪取している。このTF105Bは、来シーズンに採用する予定だったサスペンションを前倒しして導入した改良型のマシンだ。ラルフは勝手知ったスズカを元気に快走。BARホンダのジェンソン・バトンを退け、トップタイムを叩きだしている。決勝レースではセーフティカーに入られ、3ストップ作戦は裏目と出た。が、日本のファンにトヨタの好調と成長を強烈に印象づけている。
 
 トヨタF1のミニカーも増えてきた。43分の1スケールではボールズモデルアートがトヨタTF102から販売を行っている。これは13人のメカニックがピットでタイヤ交換している作業風景のジオラマだ。すでに販売終了したが、ネットやフリマなどで手に入るかも。それ以降のマシンも続々と登場している。

 ボクが気に入っているのは、04年にトミーが発売した『トヨタF1カー』だ。トミカのパッケージには03年に戦ったTF103が描かれている。また、今年の日本グランプリでは先行発売されているTF105のチョロQをゲットした。どちらも小さいサイズだが、かなりリアルだ。

デカールを貼れば、かなりリアルになる。

トヨタF1

 トミーの人気商品、トミカの特別限定品としてリリースされた『トヨタF1カー』。パッケージにはトヨタTF103のコーナリング写真が描かれている。限定商品で、価格は600円だったと思う。運がよければ在庫があるかも。

 マシンはゼッケン20だ。03年はC.ダ・マッタとオリビエ・パニスがステアリングを握った。ゼッケン20はエースドライバー、パニスがステアリングを握ったマシンだ。デカールも添付され、貼るとかなりリアルになる。

まだ発売されたばかり。トヨタファンなら欲しくなる?

トヨタF1チョロQ

 タカラのチョロQのリアルモータースポーツシリーズ第3弾として加わったパナソニック・トヨタレーシングTF105。ゼッケン16のヤルノ・トゥルーリのマシンだ。発売されたばかりなので手に入る。価格は1200円だ。