05フランクフルト・モーターショーレポート！ ミニ・コンセプト・フランクフルト

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ミニのブースには、1960年にデビューしたモーリス・ミニ・トラベラー、そしてオースチンセブン・カントリーマン（リヤまわりに木枠がついていた）の誕生45周年を記念したミニ・コンセプト・フランクフルトがディスプレーされ、大きな注目を集めていた。 　4人乗れるサルーンの全長を伸ばし、ラゲッジルームと観音開きのリヤドアをつけたミニワゴンとして当時人気を博していた両車をモチーフに、それを現在のミニで表現したのが、今回のコンセプトカーで、フロントグリルにはトラベラーとカントリーマンの車名が入ったエンブレムが装着されている。 　現代のトラベラー＆カントリーマンはかなり遊び心満載で、ボディ自体を長く採り、単座の4シータースタイルとして、リヤラゲッジスペースを十分に確保（収納用のボックスまで設けられている）。内外装ともにミニのDNAを残しながら、開口部が大きくとられたドア、大きなガラスルーフ、観音開きリヤドアなど、ワンオフ的なデザイン処理が各部に施されている。これなら4人乗車で旅行ができそうだし、市販化に期待したいところだ。