05フランクフルト・モーターショーレポート! フォード イオシス

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05フランクフルト・モーターショーレポート! フォード イオシス

05フランクフルト・モーターショーレポート! フォード イオシス

05フランクフルト・モーターショーレポート! フォード イオシス

 ヨーロッパ・フォードは次世代のデザインビジョンを具現化したモデルとして、3月のジュネーブ・ショーでSAVコンセプトを発表した。そしてフランクフルト・ショーではその第2弾として、動くもののパワーをビジュアルとして表現するキネティックデザインのコンセプトカー、イオシスを登場させたのである。
 フォーカスのようなホイールアーチなど、特有のデザインアイコンを盛り込みながらピラーレスのクーペスタイルを持つイオシスは、前後ドアともにポップアップ式を採用。将来、ヨーロッパ・フォードが送りだす車両デザインを定義する上で、重要なメッセージが込められているという。
 アルミや革、ゴムなど素材にこだわりながら、ドアミラーではなくカメラを装着したり、世界ラリー選手権に参戦しているフォーカス・ワールド・ラリー・カーからインスパイアされたというシーケンシャルシフトやジェット戦闘機のアフターバーナーをデザイン化したというエアベント、さらには人の背骨やあばら骨をモチーフにしたシートバックとするなど、とにかくユニークな要素が溢れている。
 またSAVコンセプトとイオシスで同じコンポーネントを使って、異なったモデルにパーツを適用できるかどうかの試みも行われている。