05フランクフルト・モーターショーレポート！ フェラーリ Ｆ430 チャレンジ

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昨年の登場以来、爆発的なセールスを続けているフェラーリF430。すでにクーペモデルだけでなく、スパイダーも追加され、日本でも驚異的な人気を博しているが、フランクフルト・ショーでは、そのワンメイクレース仕様であるF430チャレンジが発表された。 　490psのエンジンには一切手が加えられていないものの、先代の360チャレンジでは見ることができなかったサーキット志向のモディファイが各部に施された。具体的にはフェラーリのコンペティションカーで初の採用となったカーボン・セラミック・ブレーキをはじめ、レースの時にエンジンパワーが最大限に発揮されるように5速と6速のギヤレシオを変更、ピットレーンスピードをセットする機能、センターロックホイールや強化型のサスペンションとスタビライザーが与えられ、さらに各部を軽量化することで130kgのダイエットを実現して車両総重量は1225kg(燃料除く)まで搾られている。ちなみにE-Diffやマネッティーノなどのデバイスは、キャンセルされているが、ASRは残されており、そのオン／オフをコクピットで操作できる。