日産フーガ450GT
日産フーガ450GT

4本出しのマフラーが迫力満点のリヤビューとV8であることをさり気なくアピールする。

日産フーガ450GT

フロントフェイスは、とくに大きな変更点はない。

日産フーガ450GT

誇らしげに装着された450GTのエンブレム。ブレーキランプは当然、LEDとなっていいる。

日産フーガ450GT

スポーツパッケージには、19インチタイヤが標準装着。通常の450GTは18インチホイールとなる。

日産フーガ450GT

リヤバンパーは大型の専用バンパーが装着される。そのため、全長も他のGT系に比べ60ミリ伸び4,900ミリとなった。

日産フーガ450GT

トランクも変更はない。トランクリッドは、アルミ製の軽量タイプを使用。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

レクサスへの刺客

 フーガはセドリック/グロリアの後継モデルとして昨年10月にデビューし、新しい時代の高級車としてまずまず好調な売れ行きを続けてきた。それ以上に好調な売れ行きを示したのがアメリカのインフィニティ・チャネルで販売されるMシリーズで、日本とは少しバリエーション構成が異なるが、M35(FRと4WD)とM45が日本を上回る売れ行きを示している。
 アメリカでの好評を背景に、日本への導入が決まったのが450GT。アメリカではM45として販売されているモデルで、搭載エンジンはVK45DE型のV型8気筒の4.5L。国産車として初めて300psを超える333psのパワーを発生するエンジンだ。8月末からはトヨタがレクサス店の営業を開始するため、それに合わせて設定されたモデルともいえる。
 外観デザインはフロント回りなどは既存のフーガと共通。リヤはテールパイプが4本出しになり、その関係でバンパーの形状がやや変わっている。M45用のバンパーをそのまま流用したもので、外観上の変更点は少なくかなり控えめな印象といえる。グレードによる違いを設けたくなかったとのことだ。

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代表グレード
450GTスポーツパッケージ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,900×1,795×1,510
車両重量[kg]
1,780
総排気量[cc]
4,494
最高出力[ps(kw)/rpm]
333(245)/6,400
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
46.0(455)/4,000
ミッション
5AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.1
定員[人]
税込価格[万円]
567.0
発売日
2005年8月17日
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム