トヨタは9月12日、ドイツのフランクフルトで9月12日〜25日まで開催される第61回フランクフルト国際モーターショーに、欧州向けの新型RAV4などを出品すると発表した。

 1994年に発売された初代RAV4は、スモールSUVという新たなジャンルを切り拓き、2000年発売の2代目は、グローバルモデルへと成長を遂げた。

 今回出品される3代目RAV4は、全長4,395mm×全幅1,815mm×全高1,685mmと、ボディサイズが先代よりも、さらに一まわり大きくなっている。ダイナミックな独自のスタイルに、室内は高効率パッケージの追求により、圧倒的なスペースユーティリティを確保しているのが特徴だという。
 足回りは、フロントに新マクファーソンストラット、リアには新ダブルウイッシュボーンを装備。また、駆動力・ステアリング・ブレーキをバランス良く最適に制御するS-VSCと、走行状態に応じて最適なトルクを後輪に配分するアクティブトルク4WD制御を統合した新システムを標準装備し、SUVとしての運動性能が向上されている。
 その他、エンジンは、欧州ユーロIV排出ガス規則に適合していて、特にクリーンディーゼルシステムD-CATを搭載した2.2リッターD−4Dエンジンは、同クラスのディーゼルエンジンで最もクリーンな排出ガスレベルを達成していながらも、最高出力130kWを発揮する。

 トヨタブースには、この新型RAV4のほか、新型ヤリス、参考出品車ENDO及びi−unitなどが出品される。また、レクサスブースには来春の発売を予定しているハイブリッドカーGS450hのほか、新型IS、参考出品車LF−Aを出品するとのこと。