エスティマのヒミツはこうなのだ
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エリシオン アルファード エルグランド エスティマ
トヨタ・エスティマ、トヨタ・アルファード、日産・エルグランド、ホンダ・エリシオン。気になるエスティマの詳細はどうなっているのか?。そして達人、松下&片岡の判断はいかに?
エスティマ
エクステリア
初代天才卵の2代目として00年に登場した2代目エスティマ。来年早々にフルモデルチェンジが控えているという噂もあるとおり、かなりのモデル末期。しかし、デザインにまったく古っぽさがないのはFFを採用した先鋭的なスタイリングのためか。乗用車ともボックス型ミニバンとも違う中間的な立ち位置は、エリシオンと同じ。ホイールベースは2900mmでアルファードと同じ。しかし2-3列目の広さはクラス最大級となっている。このへんは初代天才卵のDNAを受け継いでいるためか。
エスティマ 横面 エスティマ サイドシル エスティマ 背面
ホイールベースはアルファードと同じ2.9m。最小回転半径は5.6m。 スライドドアを開けると床高の低さが良く分かる。サイドシルの高さは430mm。 フロントと同じくシンプルなエスティマのリアビュー。
エスティマ 前面 エスティマ ヘッドライト  
薄いフロントマスクが特徴的なエスティマ。エリシオンと同じである。 エスティマでHIDが標準なのはG、アエラス、アエラスSのみ。  


インテリア
シートアレンジよりもシートの座り心地に重きを置いているのがエスティマ。そんなわけで3列目シートも十分ゆったりと座れる。幅は驚きの1400mmもあるのだ。2列目も1列目に準じた座り心地を実現している7人乗りモデルの3列目はチップアップ&スライド収納のみ。飛んだり跳ねたり隠れたりしないが、十分な荷室容量は稼げる仕組みになっている。前述したが、その分だけ3列目の座り心地はよい。よいのだが、シートが重く、動かすのが面倒であるというディメリットがでてきてしまう。
エスティマ フロントシート エスティマ 2列目シート エスティマ 3列目シート
乗用車から乗り換えてもアイポイントの移動は少ないと思われる。 取材車両はキャプテンシート。回転式なのは6:4分割の8人乗りのみ。 3列目はチップアップ&ロングスライド機構付スーパースペースアップシート。
エスティマ 荷室 エスティマ 荷室最大スライド エスティマ フラットシート
3列目使用時のラゲッジルーム容量は、ミニマムと言わざるおえない。 3列目はロングスライド可能。最大限スライドさせれば荷室は確保できる。 フラットな状態になるが、シートには段差が出来ているので、寝心地は悪そう。
エスティマ シートチップアップ機能 エスティマ シートオットマン機能  
エスティマの3列目は座面があげることが出来るチップアップ機能付き。 取材車両の2列目シートにオットマン機能がついている。快適性を重視するエスティマならではだ。  


走行性能
標準の16インチタイヤを履くモデルの乗り味はトヨタの上級セダンそのもの。ある意味、欧州車的乗り味が増えてしまったマークXのようなモデルが増えてしまったトヨタ車の中では貴重な存在。柔らかい乗り心地と軽いパワステは往年のマークIIを彷彿させるが、逆にいえば路面からの情報が伝わりにくいパワステと、踏ん張れないサスペンションでスポーツ走行はちょっと苦手かもしれない。エンジンは3.0リッターのV6と2.4リッターの直4をラインナップ。やはり2.4リッターでは高速走行、ワインディング、坂道などでやや不満な面があることが否めない。
エスティマ エンジン エスティマ 時差点灯式オプティトロンメーター エスティマ トランスミッション
用意されているエンジンは160馬力&22.5kg-mを発する2.4リッター直4と、220馬力&31.0kg-mを発する3.0リッターV6エンジンの2種類。 エスティマは時差点灯式オプティトロンメーターを採用している。 高級感と視覚性の良さを両立させているのである。 用意されているトランスミッションは4 Super ECT1種類のみ。ここがライバルに較べて一番劣るポイントかもしれない。
エスティマ 高速道路走行 エスティマ ハイブリッドモデル  
高速走行時のゆとりを求めるのであれば、やはり3.0リッターのV6エンジンの方が良い。 エスティマにはアルファードと同じくハイブリッドモデルが用意されている。このへんはさすがトヨタ!ちなみに10.15モード燃費は18.6km/L。  



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