SPYKER C8

中国はスーパーカー市場としてもおいしい?!

 欧州で開催される国際格式のモーターショーには、度々顔を見せているオランダ発のスポーツカーメーカー、スパイカー。実はすでに北京や上海、広州などに4つのディーラー網を構築しており、上海モーターショーにも、自社製のC8を出展させてきた。

 持ち込んだ車両はC8ダブル12SとC8スパイダーTと呼ばれるモデルで、シャシーはともにアルミニウムスペースフレーム構造を採り、ハンドメイドのアルミ製ボディパネルを組み合わせたもの。アウディ製4.2LV8をチューニングし、400psまでパワーを高めたエンジンをミッドに搭載している高性能スーパーカーなのである。

 さらにC8スパイダーTのみ、525psまで出力向上が図られており、0→100km/h加速を4秒フラットでこなし、マキシマムスピードは320km/hにまで達するという。スウェーデンのケーニグセグ同様、今後大きなスーパーカー市場となる可能性の高い中国マーケットに、期待をよせているようだ。