新型6気筒エンジンの搭載や標準装備を充実させた、BMW 5シリーズ
ビー・エム・ダブリューは、BMW 5シリーズに新たなモデル・バリエーションの追加と仕様変更を行い、6月21日(火)より全国のBMW正規ディーラーにて販売を開始した。
今回の仕様変更では、標準装備品の見直しと、新オプションの設定が行なわれた。全車にロー・ビームだけでなく、ハイ・ビーム点灯時でも高輝度照射可能なバイ・キセノン・ヘッドライト等の人気のオプションを標準装備。BMW 5シリーズでは、全車17インチ以上のランフラット・タイヤが標準装備となった他、安全性に寄与するランフラット・タイヤ、アクティブ・ステアリング、バイ・キセノン・ヘッドライトが標準装備される。
また、軽量マグネシウム・アルミニウム合金直列6気筒エンジンを、6気筒搭載モデルに採用し、出力・燃費共に向上した。530i、530iツーリングに搭載される3リッター直列6気筒エンジンは、最高出力が190kW(258ps)/6,600rpmとなり、従来に比べて20kW(27ps)もパワーUP。また、525i、525iツーリングに搭載される2.5リッター直列6気筒エンジンは、最高出力が160kW(218ps)/6,500rpmとなり、従来モデルに比べて19kW(26ps)もパワーUPした。
さらにツーリングワゴンには、530iツーリングが追加された。仕様が変更された3リッター6気筒エンジンを搭載し、好評なオプションの電動パノラマ・ガラス・サンルーフや、ヘッドライト・ウォッシャ−、CDチェンジャーなど魅力ある装備を標準装備としながらセダンとの価格差を43万円に設定した。
その他、様々なオプションや、スポーツ・サスペンション、スポーツ・シート、ワイド・タイヤなどをパッケージングしたM−Sportパッケージ、レザーシート等より上級指向の装備をパッケージングしたHi−Lineパッケージ、さらに今回ヘッドアップ・ディスプレイ・パッケージを追加するなど、人気のあるオプションを組み合わせたパッケージも用意された。