しなやかでさり気ない高級感
今回のレガシィ・ツーリングワゴンは、STIが大人に向けてのチーニングをしてきた1台。落ち着いた色の18インチアルミホイールにさりげなく装着され、スポイラー類もさり気ないもので用途を選ばないスタイリングに仕上げている。ちなみにベース車は、3.0R specBの6MTを使用。
試乗してまず感じることは、長距離走行でも疲れを感じさせない適度な固さのセミバケットシートが心地よいこと。確実に身体を支えてくれるホールド性は、今までに感じたことのないフィット感が伝わってくる。自分がレーシングドラ-バーだからというわけではないが、体にフィットしないシートだと、しっかりと運転することもできなくなるから、シートも大切なチューングパーツのひとつとして考えたほうがよい。
今回は水平対抗6気筒3リッターエンジンに試乗したが、静かながらストレスなく吹け上がり、5000回転からのパワーとトルク感が十分に伝わり、ターボの必要性を感じさせないほどパワフル。サスペンションは、硬いサーキット仕様ではなく、しなやかに動く高速ワインディングロード仕様といったところ。ストリートでの乗り心地を意識した高級上質感のあるセッティングになっている。
このSTIチューンのレガシィ・ツーリングワゴンは、まだまだ走り屋を捨てれなく家族の手前、実用性も重視した車を選ばなくてはならない方にお勧めです。
- ・フロントアンダースカート 40,950円
- ・アンダースカートリップ 10,500円
- ・ビルシュタイン製ショックアブソーバー&スプリングASSY 315,000円
- ・リヤサスペンションリンクセット 44,100円
- ・ブレンボブレーキセット 598,500円
- ・レカロ製セミバケットシート 参考出品
- ・シフトノブ 参考出品
- ・ギヤシフトレバー 31,500円
- ・アルミホイール 176,400円(4本:7.5J×18+55)
レポート | 新田守男(レーシングドライバー) |
写真 | 神田卓哉(221616.com編集部) |
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/04/crsm0000000000%20(9)5.jpg)
ほどよくローダウンされたスタイリッシュなスタイリングは、ビルシュタイン製の車高調によるもの。
通こそブレーキに気を配る。ブレンボ製のブレーキセットは約60万円。かなり、効きます!
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/04/crsm0000000000%20(11)3.jpg)
ボディ下部の空気を効率よく後方へ排出し、高い空力性能に貢献するアンダースカートリップ。とくに、高速域で効果を発揮する。
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/04/crsm0000000000%20(12)2.jpg)
ショートストローク化されたシフトノブ。素早いシフトワークに対応。
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/04/crsm0000000000%20(13)2.jpg)
参考出品のレカロ製のセミバケ。マテリアルは、本革とアルカンターラのコンビ。
レガシィツーリングワゴンのカタログ情報
- 平成21年5月(2009年5月)〜平成26年10月(2014年10月)
- 新車時価格
- 236.3万円〜418.7万円
レガシィツーリングワゴンの在庫が現在12件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。