8月もガソリン価格は高騰を続けています。その影響を受け、中古車市場では二極化が進んでいます。低燃費のハイブリッドカーやコンパクトカーが売れ、ガソリン消費量の多い高排気量モデルの人気が落ちてきているのです。おそらくこの傾向は今後もさらに進むものと思われます。3リッター超えのモデルなどは、今のタイミングが絶好の売り時となります。SUVなどは冬前の需要期が間近で、なおさら売り時の旬といえるでしょう。

査定士紹介
ガリバー自動車流通研究所 所長 鈴木 詳一

ガリバー自動車研究所 所長 鈴木 詳一

94年ガリバー創業時に入社、店長経験を経て、ガリバーの中枢業務である査定部門などを経験後、02年6月現職に就く。 過去に4輪レースなどを経験し元来の車好き。クルマのリセールバリューなど価格動向や、市場動向を中心に調査・発表している。

今「旬」の車
トヨタ エスティマ ハイブリッド
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おすすめのグレード

トヨタ・エスティマ ハイブリッド Gセレクション

ガソリン高騰の影響で大人気!

中古車販売店で今、店頭に並べるとすぐに売れてしまうとまで言われているのがハイブリッドカーです。「エスティマ ハイブリッド」はLLクラスの「アルファード ハイブリッド」と並び、多人数乗車を希望されるユーザーに根強く支持されるモデル。なにせミニバンジャンルではトヨタが市場を独占しており、この状況はしばらく続きそうです。先代モデルもまだまだ現役ですが、今が人気の頂点といえるでしょう。売るなら今です。


日産 エルグランド
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おすすめのグレード

日産・エルグランド ハイウェイスター

根強い支持を集める元祖LLミニバン

最大のライバル「トヨタ アルファード」がフルモデルチェンジを果たし、兄弟車「ヴェルファイア」とともに絶大な人気を集める中、中古車市場では根強い支持を集めるのが元祖LLクラスミニバン「日産 エルグランド」です。とはいえ、特に3.5リッターの大排気量モデルについては今後は厳しい状況も考えられます。人気が高い今のうちが売り時のチャンスとなりそう。まずは愛車の査定をしてみることをオススメします。


スバル レガシィツーリングワゴン
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おすすめのグレード

スバル・レガシィツーリングワゴン 2.0GT スペックB

ワゴンの老舗が生み出す中核モデル

スバルの屋台骨を支える中核モデル「レガシィ ツーリングワゴン」。長らくワゴンを造り続けてきたスバルらしく、荷室の使い勝手の良さは老舗ならでは。ライバル社がワゴン市場から相次いで撤退してゆく中、今なお安定した売れ行きを誇るのもサスガです。4代目となる現行型のデビューから早くも丸5年が経過。09年頃にはいよいよ新型登場とのウワサ。北国での需要が高まるこれからの時期を控え、今まさに売り時の到来です。


トヨタ ランドクルーザー プラド
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トヨタ・ランドクルーザー プラド TZ

多くの固定ファンを持つ4輪駆動車

トヨタの老舗4輪駆動車ブランド「ランドクルーザー」。その中でも比較的購入しやすい「ランドクルーザー プラド」には、古くから多くの固定ファンがいます。彼らはランクルの高い走破性に加え、広い室内に快適な装備を備えるなど、一度手にしたら他に代えがたいその魅力を挙げます。折りしも北国では、冬本番を前にして9月頃のクルマの乗り換え需要が高まる時期。雪に強い4輪駆動車はまさに絶好の売り時となります。


日産 キューブ キュービック
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おすすめのグレード

日産・キューブ キュービック 15M

若い層に人気の最小3列ミニバン

「日産 キューブ キュービック」は、わずか全長4m以下の小さいボディの中に、きっちり3列シートを収める日本最小のミニバンです。しかも外観上は2列シート車「キューブ」と変わらぬオシャレなスクエアボディで、他のミニバンにありがちな所帯じみた印象もありません。それゆえ若い層を中心に人気を集めているのです。とはいえ、ベースのキューブがフルモデルチェンジ間近とのウワサで、予断を許しません。今が売り時です。


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さて・・・あなたの愛車は今いくら?

大事に乗ったあなたの愛車。でも、もう価値がないとあきらめていませんか? 愛車の価値を決める大きな要素のひとつとなる「市場の人気」は、地域によってもまちまち。つまり、全国規模で調べないと分からないという訳です。あきらめないで、きちんと調べてみることをオススメします。

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