メッキのリングでデザインされたメーター。カッチリとした処理はいかにもドイツ的。

6速のマニュアルモードをもつCVTを2.0には搭載。直噴ターボ車や3.2リッター車は6速ATとなる。

ゆったりとしたフロントシート。明るいベージュ系のインテリアカラーなら、開放感もある。

クワトロ(4WD)システムを搭載するためリヤ中央のトンネルはやや大きめとなり、通常のFF車よりはちょっとタイト。

トランクはスクエアで開口部も広く使いやすい。

リヤシートが前方に倒れ、トランクと完全につながる。新型BMW3シリーズも同様。高いユーティリティを誇る。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

世界トップレベルのインテリアクオリティ

 エクステリアが全面的に新しくなったのに比べると、インテリア回りの変更は比較的小幅なものに抑えられている。ステアリングのパッドの中央にシングルフレームのグリルをイメージしたデザイン処理がなされた点などが注目されるポイントだ。

 ただ、従来からインテリアに対するお金のかけ方と、それによるクォリティの高さがアウディの躍進の大きな理由。世界中の自動車メーカーがベンチマークとする存在であっただけに、インテリア回りのクォリティは相変わらずの高レベルを保っている。

 全長と全高はさほどではないが、1770mmの全幅はDセグメントのミドルセダンとして十分なもの。インテリアの居住空間も大人4人がゆったりとくつろげるだけの広さがある。フルタイム4WDのクワトロの設定があるためにフロアトンネルが大きめで、後席中央に座ると足元が窮屈になるのがわずかな難点となる部分だ。

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代表グレード
A4 2.0
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,585×1,770×1,430
車両重量[kg]
1,470
総排気量[cc]
1,984
最高出力[ps(kw)/rpm]
130(96)/5,700
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.9(195)/3,300
ミッション
マルチトロニック(CVT)
10・15モード燃焼[km/l]
11.2
定員[人]
税込価格[万円]
388.0
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
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