ボディパネルも一新。型式も変わり、ほぼフルモデルチェンジといっていいほどの変更が施された。

シングルフレームグリルを得て精悍さを増したフェイス。ちょっと、レガシィにも似ているような・・・。

かなり高い位置にセットされた個性的なリヤコンビランプ。

2.0にセットされているのは、オプションの215/55R16タイヤとアルミホイール。標準は205/55R16となり、さらにオプションで17インチ(235/45R17)も用意される。

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ほとんど新型といっていいモデルチェンジ。そして新しいアウディの顔、シングルフレームグリルを採用!

 ドイツではメルセデス・ベンツとBMWの間に割って入る新しい選択肢として急速に存在感を高めているアウディは、日本でもVWから独立した販売網を設けた結果、順調な販売増を続けており、バブル期に記録した過去最高の販売台数に達するほどの売れ行きを示すようになっている。そのアウディの主力モデルとなるのがA4で、A4の売れ行きが順調なことが、販売増の大きな理由である。

 今回のA4は初代のアウディ80から数えると6代目に当たるモデルだが、5代目モデルがデビューしたのは2000年のこと。ヨーロッパ車がフルモデルチェンジするには年数的に短いこともあって、フルモデルチェンジとビッグマイナーチェンジときの中間的な変更と見えないこともない。ただ、型式は変更されており、基本的にフルモデルチェンジであるのは間違いない。

 外観デザインはルーフ以外のボディパネルはすべてが変更されており、特に日本人デザイナーの和田智さんがデザインしたシングルフレームのアグレッシブな顔つきは、新しい時代のアウディを象徴するものとなっている。

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代表グレード
A4 2.0
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,585×1,770×1,430
車両重量[kg]
1,470
総排気量[cc]
1,984
最高出力[ps(kw)/rpm]
130(96)/5,700
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.9(195)/3,300
ミッション
マルチトロニック(CVT)
10・15モード燃焼[km/l]
11.2
定員[人]
税込価格[万円]
388.0
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
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