約60年前、第二次世界大戦中に軍用車両として生まれ、初の民間用ジープCI-2Aを元祖に持つラングラー。先代モデル(通称YJ)では角形ヘッドライトを採用していたが、現行モデル(通称TJ型)より、ジープのアイデンティティともいる丸形ヘッドライトに戻った。これ以外、7本の縦型スリットもジープの個性を表すアイコンだ。
ボディスタイルはソフトトップとハードトップの2種類。05年モデルであってもこれに変更はない。ただし、ボディカラーはサハラにブライトシルバーメタリックとディープベリルグリーンが、スポーツにはライトカーキメタリックが追加された。
元祖の元祖というか、本家の本家の大本流ともいるラングラー。ジープ伝統のエッセンスを凝縮させたデザインは誰が見ても「ジープだ!」とわかるものになっているのが凄いところだ。