ミニクーパー　S-AT Version

円を基調にした柔らかな印象のインパネ

シフトチェンジ用のパドルシフトも装備されたステアリング

一見MTのようなシフトノブ。よく見るとAT。このあたりの演出がウマイ！

クーパーにBMW譲りのATを新設定

　これまでマニュアルトランスミッションしか用意されていなかったミニ・クーパーS（コンバーチブルにも設定）に6速オートマチックが組み合わされた。これまでミニ・ワンやミニ・クーパーにはCVT仕様が存在していたが、今回クーパーS用にアナウンスされたのはBMW譲りのステップトロニック。このハイドロリックトルクコンバータATは、ステアリングホイール上にもシフトチェンジ用のパドルシフトを装着し、スポーツドライビングにも対応。170psのパワーを有する1.6L直4インタークーラー付きスーパーチャージャーエンジンとのマッチングで、トップスピードは220km/h（コンバーチブルは215km/h）をマークする。MT仕様とは違ったパフォーマンスを見せてくれるのは言うまでもなく、その登場でさらに幅広いユーザーを獲得することになるだろう。AT車ニーズの高い北米と日本には、今年の2月から早速市場に投入されるという。