SUVというより、ワイルド&タフなクロカン風
ガッチリとしたカタマリ感あるスタイリングが、いかにも4駆らしいたくましさをアピールしている新型SUVが「パスファインダー」だ。
パスファインダーは、2003年のフランクフルトショーに出展されていたコンセプトカー「デューンホーク」をベースとしている。今回出展するパリショー(9月25日〜10月10日一般公開)では、欧州仕様を展示。この欧州仕様車には、新型2.5リッターディーゼルエンジンを搭載している。
足まわりは、4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用。乗用車並みのオンロード性能と「オールモード4×4」により、オフロードでの高い走破性を実現。
また、インテリアでは64通りのシートアレンジを可能とした3列シートを採用。SUVでは数少ないミニバン並みのユーティリティを確保しているのがトピックスだ。ミニバンでは、あまりにファミリー的。もっとワイルドでありながら、ユーティリティに優れたクルマが欲しいというユーザーにピッタリかもしれない。日本への導入予定は、今のところ未定。
日産では、このパリショーで2005年欧州にて発表予定の「350ロードスター」、もうすぐ日本で発売される「ムラーノ」の欧州仕様が初披露となる。代替燃料車両では「X−TRAIL FCV」の2003年モデルが展示される予定だ。
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SUVというよりは、クロカン4駆に近いワイルドさが、逆に新鮮な印象。
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立体感あふれる造形でまとめられたインパネ。スタイル同様、骨太な印象。
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64通りのシートアレンジが可能なシート。フルフラットにすると、コレだか広大なスペースが出現する。