センターメーター、インパネシフトなどを採用し、視認性、操作性に優れたデザインとしている。また、メーターの文字盤も見やすいものになっている。

シートクッションとシートバックは、丸みのあるキャラクターで張り分け、モダンファニチャーイメージのシートとしている。

クッションチップアップ&スライドとリクライニングの各操作をひとつのレバーに集約し、操作しやすい高さのレバーによって簡単操作ができるセカンドシート。

ヘッドレストを付けたままでも格納が可能なサードシート。左右独立式のシート構造を採用することで、多彩なシートアレンジが可能となっている。

3列シートの状態ではラゲージスペースはミニマム。

シートは片側だけを倒すこともできるので、荷物によってアレンジが可能。

サードシートはショルダー部のロックノブを引っ張ってシートバックを倒し、クッション部のロックを外し、シートを持ち上げると前方へ送り込むとフラットなスペースができる。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

コンパクトカーとしての室内の広さは文句ナシ

 背が高いので、室内のヘッドクリアランスはどの位置に座っていても広々としている。シートの配列は2‐3‐2の7人乗り。しっかり座れる3列シートが自慢で、2列目の中央は別にしても2‐2‐2で大人6人は普通に乗ることができる。
 シートアレンジが多彩なのは、この手のクルマとしてはもはや当たり前。ユーザーがすべてを覚えきるには相当な時間がかかるかもしれない。3列目にシートがあると、気になるのが乗り降りの問題。でもシエンタでは心配無用。2列目シートのショルダー部を手前に倒すだけで3列目シートへアクセスするスペースが登場。この操作は片手でできるので女性でも楽に使いこなすことができる。
 インパネまわりもシンプルながらかわいらしいデザインになっている。センターメーターを採用することで、視認性のアップと運転席前面のダッシュボード周辺をすっきりさせる。シフトレバーはインパネ中央から生えるタイプで、使いやすさと足元の広々感を図る。

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代表グレード
1.5X(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4100×1695×1670
車両重量[kg]
1210
総排気量[cc]
1496
最高出力[ps(kw)/rpm]
105(77)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
14.1(138)/4200
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
19.0
定員[人]
7
税込価格[万円]
156.45
発売日
2003年9月
レポート
オートアクセル
写真
T.P.U./オートアクセル
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