背が高いので、室内のヘッドクリアランスはどの位置に座っていても広々としている。シートの配列は2‐3‐2の7人乗り。しっかり座れる3列シートが自慢で、2列目の中央は別にしても2‐2‐2で大人6人は普通に乗ることができる。
シートアレンジが多彩なのは、この手のクルマとしてはもはや当たり前。ユーザーがすべてを覚えきるには相当な時間がかかるかもしれない。3列目にシートがあると、気になるのが乗り降りの問題。でもシエンタでは心配無用。2列目シートのショルダー部を手前に倒すだけで3列目シートへアクセスするスペースが登場。この操作は片手でできるので女性でも楽に使いこなすことができる。
インパネまわりもシンプルながらかわいらしいデザインになっている。センターメーターを採用することで、視認性のアップと運転席前面のダッシュボード周辺をすっきりさせる。シフトレバーはインパネ中央から生えるタイプで、使いやすさと足元の広々感を図る。