ステアリングとメーターが一体になって動くコラムメーターを採用。ドライビングポジションによって、メーターの視認性は損なわれない。

ゆったりした座り心地が得られるフロントシート。リヤシートにジュニアシートを組み込むと、助手席のヘッドレストの大きさが小さいものになる。

多彩なシートアレンジが可能なリヤシート。座面を前方へスライドさせるロングクッションモードは、駐車時など子供の遊び場として重宝する。

リヤシートを立てたままでもA型のベビーカーが積載可能なラゲージスペース。居住空間をしっかり確保しながら、このラゲージスペースの広さは驚きだ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

飽きのこないシンプルな内装が◎

 パッソはヴィッツに比べ、全幅だけでなくホイールベースも70mm長い。これらの差は室内空間の違いとして表れる。実際、室内幅と前後シートの着座ポイント間の距離は、パッソほうが広い。また、ルーフの傾斜角度もほとんどないので、リヤシートのヘッドクリアランスも十分に確保される。
 インパネのデザインコンセプトは「シンプル&クリーン」。たしかにシンプルな作り。メーターはアナログの大きな速度計を中心に配置し、空いたスペースに燃料系とシフト位置を示すインジケーターが液晶表示される。
 シートは見た目はシンプルだが、数々のミニバンで培った多彩なシートアレンジメントがこのクルマにも反映されている。シートバックはリクライニングも可能なので、リラックスした着座姿勢を取ることもできる。さらに、ロングクッションモードといって、後席のクッション部を前方に移動させフロアに格納するとキッズルームが完成。そのまま走ることは危ないがおもしろい仕掛けではある。

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代表グレード
1.0X
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,595×1,665×1,535
車両重量[kg]
900
総排気量[cc]
996
最高出力[ps(kw)/rpm]
71(52)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
9.6(94)/3,600
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
21.0
定員[人]
5
税込価格[万円]
102.9
発売日
2004年6月7日
取材協力
トヨタ自動車
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