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気になる車の用語集！「衝突被害軽減ブレーキ」ってなに？？
こんにちは！
ガリバー今治店の井上です。
本日は「ぜひ知っておいてほしい車の用語」として、
衝突被害軽減ブレーキについてご説明したいと思います！
衝突被害軽減ブレーキとは？
衝突被害軽減ブレーキとは
自動車が障害物を感知して衝突に備える機能の総称です。
衝突被害軽減ブレーキを搭載している自動車は
運転中はレーダーやカメラで常に前方を警戒しており、
前方車両に接近したときや障害物を検知したときに
音声を出して警告を発する仕組みになっています。
このときにブレーキの効きを強めたり、
シートベルトを巻き上げたりと
衝突に備える予備動作を行うこともあります。
さらに衝突が避けられない事態になった場合は、
自動的にブレーキをかけて被害の軽減を図るシステムとなっています。
障害物の検知方法
前方の自動車、人、障害物を感知するのは
主にミリ波レーダー、デジタルステレオカメラ、赤外線の３種類が
使われています。
ミリ波レーダー方式
特によく使われているのがミリ波レーダー。
ミリ波を前方に照射し、戻ってきた電波を測定することで
障害物を検知する方法です。
メリットは遠方を監視することができて、悪天候にも左右されないこと！
そのため速度が上がっても高い信頼性を得やすく、
同時にクルーズコントロール機能を付加することもできるので、
高速走行を考慮する欧州車に採用されていることが多いです。
しかし前方にあるものの形や大きさなどを識別するのが苦手で、
電波を吸収しやすい人体を認識しにくいというデメリットがあります。
カメラ方式
ミリ波レーダーのデメリットを補うために
一緒に組み合わせて用いられることが多いのがカメラ。
カメラのメリットは
障害物が何なのかを明確に識別することができること！
そのため、歩行者も正確に認識してブレーキを発動することができます。
一方で逆光になったときや、
霧や吹雪などの悪天候で視界を失ってしまったときは
システムが働かなくなる可能性があります。
まさにミリ波レーダーとメリット・デメリットを
補い合う特徴をもっていますね。
赤外線レーザー方式
ミリ波レーダーとカメラを組み合わせると
高性能の衝突被害軽減ブレーキを実現することができますが、
その分コストがかかってしまうことがネックとなっています。
そのような場合に活躍するのが赤外線です！
赤外線はミリ波レーダーよりも細く照射距離も短いのですが、
その分コストが低いことがメリットです。
また照射するレーザーの数を多くすれば、
ぼんやりとではあるものの障害物の輪郭を把握することもできます。
さらにミリ波レーダーやカメラはシステム自体が大きいので
設計上の制約があるのに対して、
赤外線システムはルームミラーの裏に収めることができるなど、
コンパクト化できることもメリットの一つです。
注意しておきたいこと
歩行者を認識するにはカメラが必要で、
天候に左右されない性能を確保できるのはミリ波レーダー、
安くするには赤外線レーザー......といったように、
様々な方法を使って運転時の心強い味方となってくれる
衝突被害軽減ブレーキ。
しかし、このシステムはあくまでも運転の補助を目的としています。
システムに甘えて安全運転を怠り
渋滞時に前方の自動車と接近しすぎたり、
人通りの多い道路で歩行者に注意を払わなかったりして
事故が起こった場合は、
運転者が全責任を負うことが全てのメーカーによって明言されています。
便利な機能とはいえ、
車に乗るときにはくれぐれも安全運転を心がけていきたいですね！
さいごに…
近年の自動車の技術の進歩はめざましく、
衝突被害軽減ブレーキをはじめ
様々な機能が次々に増えています！
お客様の安全かつ安心なカーライフを実現するために
スタッフみんなで毎日勉強しておりますので、
お車選びの際にはお気軽にお声がけくださいね♪
最後に、素敵なお車をたくさんご用意しておりますので、
よろしければ下記のリンクからチェックしてみて下さい(*^^*)
ガリバー今治店
最後までご覧頂きありがとうございました！
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