中古車オークションでよくあるトラブルと対処法

ちょっと待って！中古車オークションでよくあるトラブルと対処法

更新日：2024/07/12

最近、耳にすることも多い中古車オークション。中古車を「安く購入し、高く売却できる」とうたっている一方でトラブルも起きています。今回はそうしたトラブルへの注意点と、巻き込まれた場合の対処法を紹介します。

オークションで中古車を購入する時のトラブル

【ケース1】落札した車が届かない！

個人が出品し、落札するタイプの中古車オークションで多いトラブルの一つが、落札した車が届かないというケースです。お互いの顔も見えず、身元も分からないインターネットオークションなどの場合、落札した車が届かないまま連絡がつかなくなってしまうことがあります。商品が届かないトラブルは車に関わらず起こりうるので、最近は多くのオークションサイトで防止策がとられています。利用を検討しているサイトがトラブル防止のためにどのような対策をしているのか、信頼性を確認するようにしてください。

【ケース2】車に不備があったが対応してもらえない！

中古車オークションには個人間で取引をするオークションと、業者が取引をするオークションの2種類があります。どちらも実際の車を見られない場合がほとんどです。こうした中で、いざ落札して「聞いていたのと車のコンディションが違う」「走らせてみたら車に不備があった」といった場合に対応してもらえないというトラブルが起こっています。オークションの出品情報を素人が読みこなすのは簡単ではありません。オークションでは珍しい車や、安い条件の車が出品されている事があります。実際の車が見られない中でその状態を見極める自信がない場合は、オークションはリスクが高いものと考えましょう。オークション代行を利用する場合でも、業者が返品や修理に対応せず、トラブルになるケースもあるようです。業者の中には入札と落札に集中して車の細かな状態を確認しないような人もいます。

【ケース3】落札価格をごまかされ、不要な金額を請求されていた！

業者向けオークションの場合、一般人は参加することができません。こうしたオークションで落札するにはオークション代行を利用することが多いのですが、一般人に公開されていない取引のため、実際にいくらで落札されたのか、その目で確認することはできません。それを逆手に取り、本当は80万円で落札できた車を「100万円だった」と偽るなど、不当に高額を請求されたというトラブルも起こっています。

中古車オークションは安く買えるチャンスがある分、トラブルやリスクもあります。中古車販売店で欲しい中古車が希望価格で出ていないか確認してから検討しましょう。

ガリバーには、予算や欲しい車の条件を伝えることで、スタッフが最適な車を探してご提案するサービスがあります。

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オークションで中古車を売却する時のトラブル

【ケース4】落札価格をごまかされ、代金の一部しかもらえなかった！

落札価格がごまかされるというトラブルは、中古車を購入する立場の人だけでなく、中古車を売るためにオークション代行を利用した人からも聞かれます。本当は100万円で売れたのに「90万円でしか売れなかった」と偽るなど、本来受け取るべき金額を中抜きされてしまったという例もあります。こういった悪徳業者はごく少数ながらも、ゼロではないというのが現状です。オークション代行業者を利用する前には落札価格をきちんと公開しているのか、証明できるものを用意しているのかを確認してみましょう。

【ケース5】預けた車を持ち逃げされてしまった！

さらにひどいケースでは、オークションに出品するために預けた車を持ち逃げされ、そのまま業者ごと連絡が取れなくなったというトラブルもあります。ここまで悪質な業者は数も余程少ないですが、巻き込まれる側にとっては一大事。急に姿を消したり、連絡を絶ったりできないよう、「数多くの実店舗がある」「上場していて社会の目が厳しい」など信頼できるお店を見極めることが重要になります。

中古車オークションでの車売却は、車を高く売るチャンスがある分、トラブルに巻き込まれるリスクもあります。
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トラブルに巻き込まれないための注意点

中古車の売買を行う場合、重要なのは「信頼できるお店・業者なのか」を見極めることです。以下のようなポイントを参考に「オークション代行業者やオークションサービスの提供者が信頼できるのか」を判断してください。

上場しているなど、社会的に信頼がある会社なのか
長年営業していて、販売や買取の実績がしっかりとある会社なのか
アフターサービスを提供している会社なのか

上場企業や、実店舗をたくさん展開している企業、また長年の実績がある企業なら、急になくなる可能性も低く安心できるでしょう。また保証などのアフターサービスを用意している会社なら、会社としても「売って終わり」「買い取って終わり」と思っていないため、信頼できるでしょう。

トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法

ここまでに紹介してきたように、中古車オークションにはトラブルのリスクがあります。万が一トラブルに巻き込まれてしまった場合は弁護士や消費者生活センターに相談してください。

相談をする時には、契約書などの関係書類やトラブルに至るまでの経緯を示したメモ、やり取りの画面・写真などを用意するようにしましょう。状況がはっきりしていれば話がスムーズですし、より適切な助言が貰えるでしょう。

中古車オークションは、お店を通すよりもお得に車を売買できる可能性があります。しかしトラブルの可能性もあるため、利用する際には信頼できるオークションサイトや代行業者を選ぶようにしましょう。

一度トラブルに巻き込まれてしまうと、弁護士の相談費用がかかったり、車が使えず不自由な思いをしたりと、困ることも多いでしょう。そうしたリスクが心配な場合は、中古車販売店を利用することをおすすめします。

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