鬼平江戸処で何食べる?ドライバーの疲れを癒す羽生PAの楽しみ方

 

鬼平江戸処で何食べる?ドライバーの疲れを癒す羽生PAの楽しみ方

実は筆者、時代劇ファンで、黄門様から仕置き人まで幅広く観ておりました。中でも、江戸の捕物帳と言えばコレ!!
火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする鬼平犯科帳です。1969年からドラマ化され、江戸の世界観が上手に描かれているわけです。
ファンなら、一度は主人公が訪れた店に行ってみたいはず。
なんと、そんな思いを実現できる場所がありました。しかも、その場所はPA。そうパーキングエリアです。

羽生パーキングエリア 上り 「鬼平江戸処」へいざ参らん!

訪れたのは、羽生PA(上り)。駐車場の目の前に広がるのは、まさしく江戸の町です。
「そこに暮らす人々の姿が目に浮かぶような佇まいに拘っている」というだけあって、建物の隅々にまで拘りが感じられます。

館長の齋藤さんに聞いてみると「エイジング」という技法で新築の建物に汚しや染みなどを施しているとのこと。驚くべきは建物の柱に刀傷までつけるという徹底ぶり。

鬼平犯科帳に実際に登場したお店を再現

1軒1軒じっくりみてみると「大野屋」「野田宇兵衛」「近江屋」といった看板が目につきます。鬼平犯科帳好きな方ならすぐにピンとくるかもしれません。じつはこの「鬼平江戸処」、ただ単に江戸の町並みを再現しただけではなく実際に物語に登場し、しかも盗賊に押し入られた大店をモデルにしているそうです。

 

鬼平犯科帳に実際に登場したお店を再現

造形一つひとつに感心をしながら施設内へ。8つの飲食店とお土産処が通路の両側に並びます。この通路にはこだわりのポイントがあるんです、と齊藤さん。
「施設内では一定の時間で天井に朝、夕、晩の空を投影しています。江戸の町を体で感じてください」と、言葉通り天井を見上げるとそこには夜空が広がっていました。

飲食長谷川平蔵が通ったお店で軍鶏鍋に舌鼓

PAの楽しみといえば、そのPAでしか味わうことのできない一品ではないでしょうか。江戸の夜道を歩きながら何を食すか迷う筆者。ここであることに気づきます。

 

飲食長谷川平蔵が通ったお店で軍鶏鍋に舌鼓

鬼平江戸処の店舗一覧はこちらからチェック!

なんと町並みだけでなく飲食店も「鬼平犯科帳」主人公の長谷川平蔵が通う店ばかりなんです。作中に最も多く登場する軍鶏鍋屋の「五鉄」、そば処「本所さなだや」、うなぎの「忠八」など。

 

飲食長谷川平蔵が通ったお店で軍鶏鍋に舌鼓

すっかり鬼平犯科帳の登場人物の気分となった筆者は、平蔵が舌鼓を打ったという「五鉄」の軍鶏鍋を頂きます。

すき焼き風の軍鶏鍋には、大振りの鶏肉やハツ、レバーなどと一緒に、ゴボウやしらたきなど野菜もたっぷり!少し甘めのタレの味が、鶏肉を口に含んだ瞬間にやんわりと広がり、次の一口へと食欲を誘います。炊き込みご飯のあっさりした味付けと軍鶏鍋の濃い味が絶秒なバランスで、気が付けばあっという間に完食でした。

 

飲食長谷川平蔵が通ったお店で軍鶏鍋に舌鼓

「江戸時代にこの近くに栗橋という地があり、そこに日光街道の要所『栗橋関所』がありました。ですから、この鬼平江戸処を江戸の玄関口にみたてて、ドライバーを東京へと送り出す。そういった意味も込められているんです」と館長の齊藤さんは穏やかな笑顔で教えてくれました。

鬼平江戸処 情報

住所:東北自動車道 羽生PA(上り) 〒348-0004 埼玉県羽生市弥勒字五軒1686
電話番号:048-566-1215(羽生マネジメントオフィス)
営業時間:9:00-17:00
公式サイト:https://www.driveplaza.com/special/onihei/index.html

 

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Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!