人気のワンボックスカー3選!どんな車か特徴も解説

人気のワンボックスカー3選!どんな車か特徴も解説ワンボックスカーという言葉は聞き慣れた言葉だと思いますが、そもそも「ワンボックス」とは何を指しているのかご存知ですか?

本コラムは、ワンボックスカーとはどんな車なのか、特徴などを紹介します。また、おすすめの車種についても解説していきますので、ワンボックスカーの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ワンボックスカーとは

「ボックス」という言葉がキーワード。車の中にボックス(空間)がいくつあるかで規定されています。

セダンなどを代表とする、エンジンルーム・乗員空間・トランクルームの3つに分けられている「3ボックスカー」や、エンジンルームのみ分かれている「2ボックスカー」もあります。

ワンボックスカーは、エンジンルームが運転手席の下などにあり、ボンネットやトランクルームがないタイプの車です。

空間が仕切られていない分、車内空間が広いのが特徴で、大人数やファミリーなどの利用におすすめです。

似ているミニバンとは何が違うのか

「ワンボックスカーとミニバンの違いがわからない……」という方も多いのではないでしょうか?見た目はとてもよく似ていますが、実は構造に少し違いがあります。主な違いは以下の3つ。

エンジンルームの位置

ワンボックスカーのエンジンルームは運転席下にあるのに対し、ミニバンのエンジンルームは運転席の前方にあります。

ボンネットの有無

ワンボックスカーにはボンネットがありませんが、ミニバンにはボンネットのある場合が多いです。

車の形

ワンボックスカーという名の通り、箱型のみ。ミニバンは前後にボンネットなどで膨らんでいる箱型でないものも含みます。 ただし、ワンボックスカーの定義を満たすミニバンもあり、一概に境界線がどことはいえないことも事実です。

人気のワンボックスカーを紹介!

ワンボックスカーの中でも人気の3つの車種をご紹介します。それぞれの性能も記載しているので、ワンボックスカーの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

トヨタ/ハイエースワゴン

トヨタ/ハイエースワゴン

世界的に人気のワンボックスカーであるハイエースワゴンは、プライベートはもちろん、社用車としても使える多様性が魅力です。

室内空間が広いので、どんな用途でも使用可能。救急車としても使われていることからも、その利便性の高さがわかります。

ボディサイズ 全長:4,840、全幅:1,880、全高:2,105(mm)
乗車人数 10人
エンジン 1,693cc
JC08モード燃費 9.5km/L
燃料 レギュラーガソリン
価格 3,048,840円〜

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日産/NV350キャラバン

日産/NV350キャラバン

日産の車の特徴である「Vモーショングリル」をさらに大型化したのが特徴のNVキャラバン。迫力のある外観や、インテリジェント エマージェンシーブレーキやインテリジェント アラウンドビューモニターなどの安全な走行を助けてくれる機能を標準装備しているのも魅力の一つです。

ボディサイズ 全長:4,695、全幅:1,695、全高:1,990(mm)
乗車人数 3〜9人
エンジン 1,998cc
JC08モード燃費 9.1km/L
燃料 レギュラーガソリン
価格 2,137,320円〜

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スズキ/エブリイ

スズキ/エブリイ

コンパクトさと荷室空間の広さを両立したエブリイは、狭い車道であっても走行できる性能の良さが魅力。高過給圧化したターボチャージャーを搭載したエンジンは、パワフルな走りと燃費の良さを実現しています。

ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高:1,895(mm)
乗車人数 2〜4人
エンジン 658cc
JC08モード燃費 15.4km/L
燃料 レギュラーガソリン
価格 1,199,880円~

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レジャーでも活躍するワンボックスカーの魅力

ワンボックスカーは収納スペースも乗車人数も多いので、大人数で荷物が多い場合も安心。多くの荷物が必要なキャンプなどのレジャーでも、何不自由なく楽しめます。

また、荷物をセダンミニバンより多く収納できること、オフロードにも強く雪道や舗装されていない道路でも力強く走ることができることも大きな魅力です。

週末は郊外にお出かけすることが多い、キャンプなどのアウトドアが好き、という方にはワンボックスカーがぴったりです。

軽自動車のワンボックスなら価格もお手頃!

ワンボックスカーは比較的高い価格で手を出しにくい…という方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、軽自動車タイプのワンボックスカー。通常のワンボックスカーに比べて、50〜100万円ほど安く購入可能です。

上記でおすすめした通常のワンボックスカーは150~200万円の間が相場ですが、軽自動車タイプなら100万円を切るものもあります。積載力は劣ってしまいますが、小回りが利きやすいなどのメリットもあるのでぜひ検討してみてください。

大きくて運転しにくい?ワンボックスカーを運転するコツ

ワンボックスカーは大きい車体で、ボンネットがありません。そのため、軽自動車セダンSUVなどの運転に慣れている人は運転に戸惑うことがあります。以下のポイントに注意して、上手に運転しましょう。

内輪差を意識する

車体が長いので、内輪差が大きくなります。

ミラーを意識して確認する

車高が高い分、後方や下部に死角が生まれがちです。

タイヤと運転席の位置関係を意識する

ボンネットがないので、タイヤの上に運転席があるイメージです。

ワンボックスカーの魅力に惹かれたらぜひ購入の検討を!

ワンボックスカーは、何と言ってもその積載力が魅力。ミニバンよりも多くの荷物を載せることができるので、キャンプなどのレジャーを楽しむ方や家族連れ、商用車など、自分の好きなように利用できます。

価格が高い、運転しにくいと感じるのなら、50〜100万円ほど安く購入できる軽自動車タイプのワンボックスカーがおすすめです。紹介したポイントを意識すれば、運転のしにくさも解消できます。

自分で使い方が決められる自由度の高さは、ワンボックスカーならでは。魅力を感じたら、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょう?

Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!