車のグレードの調べ方-忘れても大丈夫！各メーカーの確認方法、検索の仕方を解説 - クルマのわからないことぜんぶ｜車初心者のための基礎知識

車のグレードの調べ方（各メーカーのグレード検索サイト、グレード別の査定額の実例）

クルマを売ろうと検討した時にグレードを忘れてしまって困ったことはありませんか？グレードはクルマの査定相場を調べたりする際に分かっているとよい情報の一つです。今回はクルマのグレードの検索の仕方、確認方法について解説します。

グレードとは？

グレードについて解説

グレードには英語で「格」「等級」という意味があり、クルマにおいてはその車種の中の「ランク」を表す言葉として使われています。

多くの車種は、複数のグレードを用意しています。一般にグレードが高くなると、以下のような点に違いが出てきます。

グレードが高いクルマは、手放す時にも査定額が高くなる傾向があります。そのため上級グレードなら査定でしっかりそのことをアピールしたり、査定額がグレードに合っているかを確認すると良いでしょう。

自分がどのグレードを買ったか覚えていない場合は、売却前にグレードを調べておくことをオススメします。

「グレードは車検証に載っている」と思われがちですが、実は車検証にグレードの記載はありません。愛車のグレードを確認するには「車検証に記載された情報」をもとに自分で調べる必要があります。

グレードは、以下のような検索ページで調べることができます。

国産車の場合、各メーカーの「グレード検索」ページで愛車のグレードを調べることができます。

必要な情報は、車検証に記載された「車台番号」です。

グレードの調べ方、車検証の車台番号の見方

車検証を用意して、愛車の「車台番号」を確認しましょう。

車台番号とは、クルマの「マイナンバー」のような番号であり、国土交通省から個別に付与されているものです。車台番号は車検証の左上方に記載されています。

車台番号が分かったら、メーカーのグレード検索ページを使います。

以下のように、各メーカーはグレード検索のためのページを用意しているので、そのページにアクセスし、車台番号を入力します。（※以下のメーカー名は五十音順）

メーカーのページで検索できないような古い年式のクルマや輸入車の場合、事業者向けの車両検査を行っている会社のサイトを使ってグレードの検索をするのが一般的です。

ここで必要な情報は、車検証に記載された「型式指定番号」と「類別区分番号」です。

グレードの調べ方。「型式指定番号」と「類別区分番号」の見方

車検証を用意し、「型式指定番号」と「類別区分番号」を確認しましょう。

型式指定番号とはメーカー・車種・グレードなどを表す番号で、類別区分番号とは内装品や外装品をグレードごとに細かく分類した番号です。それぞれ車検証の右の方に記載されています。

調べた2つの番号を、グレード検索できるページに入力します。代表的なのは、事業者向けの車両検査を行っている株式会社AISのグレード検索ページです。

グレードによる査定額の差を、ガリバーが買取したトヨタ「アルファード」の実例で確認してみましょう。

※年式、グレード、走行距離、色、装備、その他車両状態などにより査定金額は変わります。表の査定額は過去6ヶ月間の実績の一例で現在の査定金額を示すものではありません。

同じアルファードで、年式や走行距離がほぼ変わらない2台を比較してみました。廉価グレードである「X（2WD)」と最上級グレード「Executive Lounge S (2WD)」では、査定額に大きな差があります。

このように、同じ車種でもグレードによって査定額は異なるため、査定前に「グレードごとの買取相場」を把握しておくと「この査定額は妥当なのか」が判断できます。ガリバーではグレードごとの買取相場を紹介しているので、査定を受ける前に確認してみてください。

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