見た目も燃費も大切なクルマ
クルマは高い買い物です。一度買ったら5年、10年と乗るからこそ、見た目のオシャレさに加えて燃費や使い勝手を意識したクルマ選びをすると良いでしょう。
今回は見た目もオシャレで実用的なクルマを「カッコイイ」「かわいい」デザインに分けて紹介します。
車種は、カッコいいデザインで選ばれやすいSUV、かわいいデザインで選ばれやすい軽自動車を中心にオシャレなイメージのある輸入車も含めて厳選しています。
「カッコよく」オシャレなクルマ6選
カッコいいデザインのクルマでは、今でもSUVが人気です。この他にも、クーペに近いスポーツ系デザインやステーションワゴン、洗練された雰囲気のセダンといった選択肢があります。
※新車時価格は各公式HPより、中古車相場はガリバーの車カタログより引用（1,000円未満四捨五入）
トヨタ「ヤリスクロス」
- 新車時価格：179.8万円～
- 中古車相場：154.9万円～381.5万円
ヤリスクロスは都市型のコンパクトSUVで、シンプルながらも逞しさのあるデザインになっています。これに加えて魅力的なのが燃費と荷室の広さ。燃費はハイブリッドモデルで31.3km/L(WLTCモード）と抜群に優れています。荷室はゴルフバッグを2つ置ける広さがあり、後部座席を倒せば自転車やスキー板を積むこともできます。
【利用者口コミ】
まず車体のデザインですが、フォルムが丸みを帯びたすっきりした形で、スポーティー且つおしゃれなデザインでとてもかっこいいです。乗り心地は発進・加速・安定性が申し分なく小回りも効くので、ストレスなく走行できてとても快適です。室内は後部座席はやや狭さを感じますが、座席を分割して倒すことができるので、大きな荷物を載せる時に便利です。（後略）（40代男性）
ホンダ「ヴェゼル」
- 新車時価格：227.9万円～
- 中古車相場：73.8万円～429.9万円
コンパクトSUVでも「後部座席に人が乗る機会が多い」「高級感を重視したい」人ならヴェゼルがオススメです。見た目はヤリスクロスよりも重厚感があり、内装も上質に仕上がっています。後部座席もゆとりがあります。ヴェゼルにもハイブリッドモデルがあり、燃費は約25km/L(WLTCモード）です。
【利用者口コミ】
SUVカーとしてスポーツ感覚で運転を楽しむことができますし、前後左右のサイズがコンパクトに収まっているため、小回りが利きやすく、細めの山道や、住宅街の道路でも運転しやすいというのがHONDAヴェゼルの一番のおすすめポイントです。お値段はSUVとしては非常にお手頃ですが、一方で、内装は明るめの茶色のレザーのシートに高級感があり、気分を高めてくれます。（後略）（30代女性）
マツダ「MAZDA3 FASTBACK」
- 新車時価格：222.1万円～
- 中古車相場：148.5万円～344.8万円
マツダの人気車種アクセラをフルモデルチェンジしたのがMAZDA3 FASTBACK。スポーティな見た目とキレの走りを求める人にオススメの一台です。マツダ独自の「鼓動デザイン」とクーペのようなボディラインがマッチしており、またアクセラの頃より静粛性や走行性能が大幅に改善されています。安全装備もトップクラスのクルマです。
【専門家の評価】
フルモデルチェンジにより、マツダ3の走行性能は3代目アクセラを大幅に上回った。静粛性やインテリアの質感も同様。当然のことながら、新型車が旧型車に劣る部分はほとんどない状態といえる。
スバル「レヴォーグ」
- 新車時価格：310.2万円～
- 中古車相場：69.3万円～489.8万円
レヴォーグは、2020-2021年日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたステーションワゴンです。外装も内装も力強さを感じるデザインをしており、クルマに「逞しさ」を求める人にはピッタリの一台でしょう。元々日本向けに開発したステーションワゴンなので、サイズ感など使い勝手が良い点も魅力です。
【利用者の口コミ】
スマートでスタイリッシュなデザインは、見た目だけではなく内装の充実性にも行き渡り、そしてアイサイトという最高の安全装備も兼ね備え、荷室スペースや走行性能もバツグン。どこか高級車のようなステータスも感じます。（中略）私は、これが日本のステーションワゴンの最終完成形であると感じています。購入して本当に良かったと思っています。（40代男性）
BMW「3シリーズ」
- 新車時価格：510万円～
- 中古車相場：9.8万円～859.9万円
BMWは逞しいデザインとともに、「運転の楽しさ」を感じさせてくれるメーカーです。3シリーズはその中でも一番人気のモデルで、老若男女に愛され続けています。新車価格は高いですが、中古車で買っても充分にオシャレさや高級感を楽しめるでしょう。なお、現在はプラグインハイブリッドモデルも販売されています。
【利用者の口コミ】
（前略）国産セダンは運転していると「乗せられている」という感覚があるのですが、BMW3シリーズは「自分で走らせている」という感覚があります。快適な乗り心地はキープしつつ、走りも楽しみたいという人でも満足できる車です。ステアリングはやや重めで、路面の凹凸も感じるので楽しいです。（30代男性）
アウディ「A4」
- 新車時価格：473万円～
- 中古車相場：11.8万円～588万円
アウディのA4は、洗練されたデザインで女性人気が高いです。 ユーザーからは「上品で嫌味のないデザイン」といった評価もあります。比較的コンパクトなサイズ感で使い勝手が良いのも魅力です。「過去のモデルの方が好き」という声もあるので、予算オーバーの場合などは中古車を検討しても良いでしょう。
【利用者口コミ】
私の愛車は旧型のアウディA4。しかも前期型です。後期モデルが内装を中心により豪華になったので、むしろこの仕様を好む方も多いようです。この頃のアウディは今よりいっそうシンプル＆クリーンなイメージでまとまっていました。上質でありながら、嫌味がなく控えめなところが気に入っています。（30代男性）
「かわいく」オシャレなクルマ6選
かわいいデザインのクルマは、安いものなら軽自動車から選ぶことができます。「ユニークさ」という点では外車や、先進技術を採用したクルマもオススメです。
※新車時価格は各公式HPより、中古車相場はガリバーの車カタログより引用（1,000円未満四捨五入）
ダイハツ「ムーヴキャンバス」
- 新車時価格：143万円～
- 中古車相場：49万円～162万円
バスのようなボディに丸いライトが特徴のムーヴキャンバス。ボディカラーは落ち着いた色合いを中心にそろえており、2トーンカラーを選んでも可愛さがあります。 どのグレードにもパワースライドドアが標準装備されており、子育て世代や買い物が多い家族にとっても心強い存在です。
【利用者口コミ】
まず外観ですが、全体的に丸みがあって、コロンとした感じがすごくおしゃれです。老若男女を問わない愛されるデザイン性だと思います。次に、ドアの作りですが、両側スライドドアで、なおかつパワースライド。とても快適に乗り降りすることができます。運転席と助手席の扉は、180度近く開くので、これまた乗り降りがしやすいです。（後略）（40代男性）
スズキ「ラパンモード」
- 新車時価格：141.9万円～
- 中古車相場：5万円～172万円
2022年にマイナーチェンジしたラパンは、上品なデザインで人気です。ラパンモードは、その新型ラパンよりもさらに大人っぽく、洗練されたデザイン。 燃費も25.2km/L（WLTCモード）と優れています。女性をターゲットにしていることからインパネ付近の収納機能を充実させている点も魅力です。
※現在はラパンモードに代わってラパンLCが販売されています。
【利用者の口コミ（※アルトラパン）】
主人が仕事で車を使ってしまうので、平日に私が運転する用として購入しました。外観も内装もとにかくかわいくて満足です！ 後部座席がフラット（手もたれなどで盛り上がっていない）のでチャイルドシートの取り付けが楽です。（後略）（30代女性）
ホンダ「Honda e」
- 新車時価格：451万円
- 中古車相場：349.8万円～498.8万円
Honda eはEV（電気自動車）で、環境性能に優れています。航続距離は一回の充電で283kmと、日常使いには困りません。デザインも機能性も先進的で、例えばデザインでいえばドアミラーがありません。走りも他のEVに比べてスポーティです。 新車価格はまだ高いですが、新しいクルマなので中古で探しても良いでしょう。
【専門家の講評】
ホンダeはRR（リヤモーター、リヤ駆動）である。当初はホンダeもFFで計画されていた。しかしホンダeのユニークなデザインにするためには、パワーユニットがボンネットの中に入らないことが判明した。デザインを優先するなら、RRにしてしまえ！と、大胆な選択がされている。（後略）
フィアット「フィアット500」
- 新車時価格：236万円～
- 中古車相場：15万円～285.5万円
外車で「かわいい系のオシャレ」を選ぶなら、まずフィアット500がオススメです。フィアット500は「媚びない可愛らしさ」があり、内装もシンプルながら遊び心があります。 外車で200万円台前半から手に入るという点も魅力でしょう。燃費も多くの外車が20㎞/Lを切るのに対し、フィアット500は約20km/L（WLTCモード）です。
【利用者口コミ】
見た目が秀逸です。丸みを帯びた愛嬌のある顔なのに可愛すぎない。なので老若男女どんな方が乗っていてもサマになります。ただ運転中ギアの上がるタイミングにクセがありアクセルの踏み方にコツがあります。なのでギアは手動で上げています。乗り心地は思ったより快適です。欧州車特有のシートの厚さのお陰で長時間乗っていてもお尻が痛くありません。（後略）（40代女性）
ミニ「ミニ（5ドア）」
- 新車時価格：309万円～
- 中古車相場：5万円～650万円
クラシックな雰囲気で長年人気のあるミニ。そのデザインは1959年のデビュー時から大きく変わることなく守り続けられています。 走りにもパワーがあり、「ゴーカートのような走り」を楽しめる点も魅力です。最近はクラブマンなども人気ですが、ベーシックなミニでもオシャレさを充分堪能できます。利便性を考えると、3ドアより5ドアがオススメです。
【利用者口コミ】
前のミニに比べて格段大きくなり、デザインも変わったものの、かわいらしさは健在です。BMWということもあって、小さいのにエンジン音が一丁前なんです。力は充分ありますね。インテリアはメーターが大きめで、でも、全体的にくどくなく、シンプルです。（後略）（20代女性）
ルノー「カングー」
- 新車時価格：254.6万円～
- 中古車価格：18万円～382万円
カングーはその独特なボディで人々の目を引く一台です。高級感よりは「愛らしさ」や「ユニークさ」があります。シートアレンジ次第で広大なラゲッジスペースを確保できるという利便性から、大型犬を飼っている人にも人気です。アウトドア好きにもピッタリでしょう。
【利用者口コミ】 内装の高級感や質感にこだわる人は止めた方がいいでしょうが、私のようにそれらのことにこだわりのない人にとっては、お勧めの一台です。特に、自転車を積んだり、少し大きめの荷物を積む機会の多い人には打ってつけです。乗り心地もバンとは思えない程乗用車に近い快適性があり、走りもなかなかのものです。（後略）（30代男性）
クルマ選びは安全性も考えて
クルマ選びでは見た目や燃費とともに、安全性も重要です。特に、AEB（自動ブレーキ）はその有無で事故率が大きく下がるので、今や外せない機能です。この他にも走行中に車線を外れた時に警告してくれる「車線逸脱警報」もあると良いでしょう。
ガリバーではメーカー横断でクルマの安全性を評価した「安全な車ランキング」も紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
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- Supervised by norico編集長 村田創
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中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい！」を感じてほしいと思っています！
