「クルマが欲しいけれど、どうやって買えばいい?」
「おトクにクルマを買う方法が知りたい!」
「正しいクルマの買い方ってあるの?」
よほどのクルマ好きでない限り、こういった疑問を抱えている方は多いことでしょう。
「自分に必要な機能を備えたクルマを賢く買いたい」と考えている方ならなおさらです。
そこで本コラムでは、“おトク”に“賢く”クルマを購入するための手順をポイントごとにご紹介します。
ポイント1 用途と条件は明確に
まず、なぜクルマが必要なのかを考えましょう。
次に、クルマに乗る頻度、何人乗せるのか、どれくらいの荷物を載せるのかまで整理してください。こうした“用途”を決めることが、おトクに賢くクルマを買うための第一歩となります。
用途がはっきりしないまま進めてしまうと、無駄に大きなクルマや必要のない装備がついたクルマを選んでしまうかもしれないからです。用途が決まれば、それに合ったクルマの条件も決めることができます。
子育てママが気にすべきクルマの条件
- ベビーカーを畳まずに載せられるサイズ
- 運転しやすいクルマであること
- スライドドアがついていること
毎日の通勤で使うクルマの条件
- 燃費がいいハイブリッド車や電気自動車
- 運転していて疲れにくいクルマであること
- 安全性が高いこと
このように、用途によって必要な条件は異なってきます。
まずは、自分がクルマに何を求めるかを洗い出すことが大切です。
ポイント2 中古車と新車どちらを選ぶ?
用途と条件が決まったら、次はお金について考えましょう。
予算に制限がない方なら考える必要はありませんが、「予算が厳しい」「できるものなら節約したい」という方は、ここが重要なポイントとなります。
出費をできる限り抑えたいのなら、中古車を選ぶべきです。
安さは魅力だけど、どうしても新車も捨てがたいという方は、新車と中古車で見積もりを出してもらい、価格を比較してみてください。
ほかにも、新車よりリーズナブルな新古車や未使用車を検討してもいいかもしれません。
中古車にするのか、それとも新車にするのか。
これだけで購入額に大きな差が生じますので、じっくり考えてみましょう。
こちらのページも参考にしてみてください。
ポイント3 車種を絞り込む
最終決定前にもう一考を
新車にするか、中古車にするかを決めると、大まかな費用が見えてきます。
次は車種を絞り込んでいきましょう。
ここで大切なのが、「最終決定まではしない」こと。
なぜ最終決定をしないかというと、まず、先に決めた条件の調整ができるかもしれないから。 仮に中古車を買うと決めて予算に余裕ができた場合、少しランクの高いクルマを検討することができるでしょう。可愛いデザインのクルマに手が届くかもしれませんし、オプション装備が充実したクルマも買えるかもしれません。
おトクなクルマに出合うため
そして、よりおトクなクルマを見落とすことを避けるためです。
たくさんのメーカーや車種がある中で、それらをすべて知っている人は少ないもの。
今ほしいと思っているクルマより、もっとおトクなクルマに出合う可能性は大いにあるのです。
このタイミングでは、「こんなクルマが欲しい。例えば○○(メーカー)の△△(車種)かな」程度に絞り込めれば十分なのです。
ポイント4 販売店を選ぶ
車種をいくつかに絞り込んだら、販売店に行って相談してみましょう。
車種が決まっていなくても遠慮する必要はありません。
相談した結果、よりおトクなクルマに出合えたり、ほしいと思っていたクルマが実は自分に合っていないことがわかったりするかもしれません。
ここで気をつけたいのがお店選び。
ディーラー
新車を取り扱っていて、保証やアフターサービスが手厚い一方、価格は高い。
中古車販売店
メーカー横断で取り扱っていることが多いため、「どのメーカーのクルマが良いのか」という相談ができる。
上記のように、お店の種類によって特徴がありますので、自分に合った販売店を選ぶことも重要です。
このほかにも、1年の中でクルマが安くなる時期や、モデルチェンジするときなど、クルマを買うタイミングを見極めることも大切ですので、「損をしないために押さえておきたい6つのポイント」の記事もチェックしてみてください。今回ご紹介した4つのポイントと合わせて、おトクな買い物をしましょう。
- written by norico編集部
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クルマのことはいろんなサイトに情報が載っているけど、言葉もわからないから調べるのも大変・・・。「クルマのわからないことを、どんなひとにも、わかりやすく。」をモットーに、いろんなテーマで記事を執筆。norico編集部に取り上げてほしいトピックや質問、ダメ出しなど、随時募集中。