中古車の購入を検討しているけど、どう探したらいいのか分からない…。そんな方のために今回は中古車検索サイトの使い方のコツをご紹介します!中古車店への在庫問い合わせや来店の前の参考にしてより良い車の購入に役立てば嬉しいです。
中古車の探す方法は大きく4つ
- 直接お店に行く
- 中古車検索サイト
- オークションサイト
- 個人売買
初めて中古車を購入しようとする場合はまずは検索サイトを使うことがおすすめです。なぜなら、お店に直接行くと車の状態が直接見られるので手っ取り早いですが、行動範囲が近郊に限られてしまいます。また、オークションサイトや個人売買はある程度慣れていないと分からないからです。
中古車サイトを検索する方法は大きく2つあります。
- 用途や予算といった大きな括りでの検索方法
- 詳細条件を絞っての検索方法
それぞれの中古車検索の仕方を解説します。
説明する中古車検索サイトはこちらです。
予算で決めよう
一般的な購入層は100万以下、150万以下が多く比較的年式が新しいものやオプションがついているものなど選べる幅が広いです。200万円以上だと輸入車やセダン、ハイブリッド車といった新車価格だと300万円以上するものも選ぶことができます。
30万円以下、50万円以下の予算で中古車を購入する場合だと年式が10年落ちだったり走行距離が10万kmを超えるものが多いです。価格が安い分、メンテナンスのコストといった維持費は高くなる傾向があります。そのため、購入予算以外にも購入後の維持費も視野に入れるようにしましょう。
中古車の価格帯についてより詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
ボディタイプ別で選んでみる
近年人気なボディタイプはSUV。アウトドアに適した悪路走破性に加えて街乗りにも適した性能がある車もあります。「カッコいい車が欲しい」「アウトドアにも使いたい」という方はSUVを調べてみてもいいでしょう。また、軽自動車、コンパクトカーでもSUVの人気を受けてデザインがSUV風のものも出てきています。道幅が狭い道路が多いといった理由で乗りやすい軽自動車やコンパクトカーを選ぶ場合は、どんなデザインがあるのか色々見てみると楽しいでしょう。
ボディタイプ用語の補足
・コンパクト…セダンといった普通自動車に比べてボディサイズが小さい(軽自動車よりは大きい)ボディタイプです。座席と荷室に仕切りがないのが特徴です。
・クロカン…クロスカントリー4WDの略。悪路走破性に優れているボディタイプです。
・ステーションワゴン…車体が2BOXで車高の低いワゴンのこと。走行性の燃費が良いものが多い。5人以下で乗りやすさを求めるならおすすめのボディタイプです。
・ミニバン/ワゴン…ファミリー向けに設計されたものが多く7,8人乗りの利用をそうていしているならおすすめのボディタイプです。
・クーペ…セダンよりもデザイン性や走行性を重視したスポーティーな車です。2人~4人乗りと定員は少ないですが、運転を楽しみやすいボディタイプです。
・セダン…トランクルームとエンジンルーム、人が乗る車室が独立して分かれている3ボックスが特徴です。走行安定性が高く、デザインもスタイリッシュだったり高級感があるものが多いです。
特徴や利用シーンで中古車を選ぼう
どのボディタイプがいいや、メーカーについて指定があるわけでなければ特徴や利用シーンでえらんでみましょう。「子供と出かける機会が増えたからスライドドア付きの車がいい。」「維持費をなるべく抑えたいから燃費が良い車にしたい」といった場合ではどのボディタイプや車種が良いか調べてみましょう。以下サイトでは各利用シーンや要望に応じたボディタイプや具体車種の例を説明しているのでご参考にしてください。
【補足】360°画像付きでウェブサイトでもイメージしやすくなった
店舗にいかなくても360°の画像が見られる中古車もあります。欲しいボディタイプや車種のイメージの参考になるのでこちらも是非見てみてください。
中古車検索 詳細条件を絞ってみよう
車購入の予算感や、欲しいボディタイプの方向性が定まったら中古車の詳細検索をしてみましょう。都道府県でまずは地域を絞ります。その後に検索条件について見るべきところは以下です。
- 年式
- 走行距離
補足:詳細な条件絞り込みでは安全装備の種類やスライドドア付きかどうか、オプションで何がついているか、3列シートなのかといった条件での絞り込みも出来ます。利用シーンなどで欲しい装備が固まっている場合はこちらでの絞り込みもしてみてください。
こちらが在庫一覧で詳細を絞り込む際のサイトです。
年式で絞ってみよう
年式で見るポイントは3年、5年、7年落ちの車です。車検でのタイミングで車を売却する人が多いため、車の状態の割に価格が手の届きやすい価格帯になっている傾向があります。ただ、7年落ちなのに走行距離が10万kmを超えているといった場合の時はエンジン回りの部品交換が必要かもしれません。購入前にメンテナンスの状態を確認するようにしましょう。年式と中古車の選び方について詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。
走行距離で絞ってみよう
走行距離の目安としては5万、6万km以下が購入後のメンテナンスを抑えるうえでもおすすめです。また、概ね年式×1万kmを下回る場合は状態が良い方だと判断できます。走行距離が10万kmを超えていた場合でもメンテナンスで部品交換があるのを考慮しても安く抑えられる場合があるので購入価格を安くしたい場合は十分検討に入ってきます。中古車を購入する際の走行距離いついて詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。
衝突被害軽減ブレーキつきかどうか
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の義務化は2021年11月以降に販売される「新車」から段階的に行われ、2025年12月からは継続生産車にも適用される予定です。自動ブレーキ義務化は新車に対するものなので中古車購入にあたっての義務ではありません。ただ、自動ブレーキの義務化の背景はペダルの踏み間違いによる事故の多さが要因の一つとしてあります。中古車を選ぶ際の一つの判断材料とするのも良いでしょう。
中古車を購入してみよう
詳細検索の仕方が分かったら後は欲しい車を選んで購入の準備を進めていきましょう。
欲しい車はお気に入りに追加しよう
検索の中で、興味を持った車があればお気に入りへの追加をすると次に検索するときや再度購入検討をするときに便利です。お気に入りに加えるのには特に会員登録などをする必要はありません。
在庫確認や来店予約をしよう
人気の車は在庫がなくなりやすいです。ある程度欲しい車が決まってきたら在庫の問い合わせや来店の予約をしてみましょう。県外の車であっても店舗限定といった理由でないものは購入が出来ます。詳しくは在庫の問い合わせや来店予約時に確認してみましょう。
どうしても欲しい車の条件があれば非公開車両の相談も
欲しい車がどうしても在庫として他のネットも含めて探しても見当たらないといった場合は非公開車両の相談をしてみるのも一つの手段です。年間の買取台数の多いガリバーでは全ての車両がネットに掲載されているわけではないので、具体的な条件で探している車種がある場合は是非相談してみましょう。
- Supervised by norico編集長 村田創
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中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!