2023年10月25日から開催されているジャパンモビリティショー2023(JMS)のダイハツブースにてビジョンコペンが公開された。未来の車としてのコンセプトカーが多く展示されているなか、これまでの傾向としてビジョンコペンは市販で発売される可能性がある一台だ。
ダイハツ ビジョンコペンの概要
市販直前のダイハツ コペンが登場したのは、東京モーターショー2001でのこと。その後、東京モーターショー2013では、2代目コペンのコンセプトモデルが登場。歴代コペンは、東京モーターショーをデビューの場としてきた。
そして、今回のJMSの会場には、3代目(仮)となるビジョンコペンが展示されていた。
このビジョンコペンも、外観デザインは歴代コペンを踏襲しつつも、メカニズム面は大幅変更されている。その大きな変更ポイントは、駆動方式。従来のコペンはFF(前輪駆動)だったが、ビジョンコペンではFR(後輪駆動)へと変更されている。より走りが楽しいコンパクトオープンカーとなっている。
ビジョンコペンのデザインは、初代コペンをイメージさせながら先進感をプラス。大きく張り出したリヤフェンダーが、FRモデルであることを主張。コペンの電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」も継承した。
ボディサイズは全長3,835×全幅1,695×全高1,265mm。ホイールベースは、2,415mmと軽自動車枠を超えた。エンジンの詳細は非公表だが排気量も1,300ccとなっている。電動化技術は投入されていないようで、CN燃料の活用を見据えた内燃機関の組み合わせ環境対応している。