燃料太郎という名前からしてちょっと小馬鹿にしたというかなんというか。パッケージには坂本龍馬風のイラストが載っているが、個人的には杉良太郎の方がしっくりくる気がする。

この記事の目次 CONTENTS
見た目は素朴な網線
使い方はガソリンタンクに入れるだけ
燃費は4%アップと実証済み!

ライター紹介

自動車ライター&エディター

近藤 暁史 氏

某自動車雑誌の編集者から独立。その前はファッションエディター(笑)。とにかくなんでも小さいものが好きで、元鉄チャンで、今ではナローゲージを大人買い中。メインのクルマは19歳の時に買ったFIAT500。エンジンのOHからすべて自分でやり、今やもうやるところがない状態でかわいがっております。表向きは自動車ライターながら、業界唯一の省燃費グッズの評論家というのがもうひとつの顔。

見た目は素朴な網線

見た目はめちゃくちゃシンプルで、普通の網線が入っているだけで、両端がほつれないようにかしめてあるのが、あえて作った部分だろうか。

見た目はとても素朴で、ホームセンターで売っているようなただの網線。ここに何かしらのエネルギーが注入されているようだ。

使い方はガソリンタンクに入れるだけ

使い方はこちらも簡単で、ガソリンタンクに入れるだけ。1本で30Lに対応するというので、一般的なタンク容量に合わせて、2本入りというのもうれしいところだ。ただ、今までも同様のタンク投入タイプを紹介したが、タンクに入れるという抵抗感をどう克服するかはカギとなる部分ではある。ちなみにタンクに異物を入れると詰まってしまう気もするものの、実はちゃんと対策されていてそんなことはないので心配は不要だ。

給油口から押し込んでみる

とりあえず、2本とも入れて見ると、奥にうまく押し込むのが少々難儀する。まぁ、ある程度入れつつ、あとは給油時に流れて奥に入っていくと考えればいいだろう。

ぐいぐいと押し込んでみる。ガソリンに浸からないと分子がバラバラにならないので、できるだけ奥に入れるのがいいのだか、無理しなくても自然に入っていくだろう。

燃費は4%アップと実証済み!

効果は遅効性でしばらくガソリンに浸っていると、分子がバラバラになってより燃えやすくなるようなので、しばらく様子を見てみよう。

実際に燃費計でウォッチしてみると、少しよくなったかなという印象は受ける。第三者機関によって10・15モードで燃費アップも実証されているとのことなのでこんなものなのだろう。とりあえず減っていくものではないので、長く使うことで少しずつ元を取っていく感じだろうか。悪さはしないので、燃費に困っている人は試してみるといいだろう。