この記事の目次 CONTENTS
塗りモノ系のオカルトグッズ「グリース」
使い方は、タイヤのバルブに塗るだけ
エンジン周りのメンテナンスにも効果あり!
実際に塗ってみた
その効果は?

ライター紹介

自動車ライター&エディター

近藤 暁史 氏

某自動車雑誌の編集者から独立。その前はファッションエディター(笑)。とにかくなんでも小さいものが好きで、元鉄チャンで、今ではナローゲージを大人買い中。メインのクルマは19歳の時に買ったFIAT500。エンジンのOHからすべて自分でやり、今やもうやるところがない状態でかわいがっております。表向きは自動車ライターながら、業界唯一の省燃費グッズの評論家というのがもうひとつの顔。

塗りモノ系のオカルトグッズ「グリース」

ひとくちにオカルトグッズといっても、王道の貼りモノ系や巻モノ系以外にもいろいろとあるのが面白いところ。そのなかでもビックリなのが、今回ご紹介する塗りモノ系だ。

使い方は、タイヤのバルブに塗るだけ

今回ご紹介するのは、”激シリーズ”で、なかでもかなりの変わりダネ。なんてったって、グリースなのだ。効果効能はほかの激シリーズと同じで、静電気を取り除いてくれるのだが、そもそもグリースで静
電気を取ろうなどということ自体が変である。
ちなみにグリース自体も高級とのこと。使い方は簡単で、タイヤのバルブにただ塗るだけ。
貼りモノ系のほかのシリーズが装着できないような部分にオススメとのことで、そういう意味ではグリースというのはアリなのかもしれない。
説明書によるとクルマに使う場合はタイヤのバルブに塗ると「路面に吸い付き滑るように走るようになる」と、これまたオカルト全開の効能が。

エンジン周りのメンテナンスにも効果あり!

千葉県のYさんが発見したとのことで、ではそれ以外でクルマだとどこに塗ればいいのだろう?

グリースだけに、エンジンまわりなどメンテナンス的に使えばいいだろう。また、クルマ以外だと農作業機械はエンジンのかかりがよくなり、ラジコンだと信じられないパワーが出る。自転車だと驚くほどスムーズにペダルが踏めるようになるというから、さらにオカルトマックスである。

商品の見た目はかなり小さい

10gということからサイズはかなり小さい。中身はこんな感じで、臭いを嗅いでみても油臭くはない。シリコーングリースになにかを混ぜているみたいだ。

実際に塗ってみた

と、別に信じないわけでないので、早速塗ってみることに。
もちろん滑らかな走りを堪能すべく、説明書通りにタイヤの空気を入れる部分のネジになっているところに付属の綿棒で塗りつける。
簡単といえば簡単だけど、4本順番にやるのは少し面倒ではあった。

綿棒より指で塗る方が効率が良さそう

キャップを外してネジ山部分に付属の綿棒で塗るだけ。綿棒だと逆に塗りにくいので指で塗った方が効率はいいかもしれない。もちろん4本ともに塗る。

その効果は?

効果は数日中に最高になるという、いわゆる遅効性。
仕事の足として毎日使いながらチェックしてみると、タイヤの転がりが軽くなったのと、段差での当たりがよくなった感じはした。さすがに吸い付いて滑らかに走るというのはわからなかったけど、スタッドレスだからわかりにくかったのかもしれない。
別にクルマに悪さをするようなモノではないので、さらに各部に塗って試してみたいと思う。