先行車発進お知らせ機能は、各社によって名称が異なっているが、機能はほとんど同じだ。
ステレオカメラや単眼カメラ+ミリ波レーダー、赤外線レーザーなどによって前車を検知。停車しているときでも、先行車を認識し続け、先行車が発進後一定の距離が発生しても自車が停車続けた場合に告知する機能である。

先行車発進

先行車発進お知らせ機能の作動条件


作動する条件は、トヨタの場合ハイブリッド車とATのガソリン車の場合はシフトレバーがDでブレーキペダルを踏んで停車している場合、またはシフトレバーがNで停車している場合に作動し、マニュアル車の場合はブレーキを踏んでいる場合に作動する。トヨタ車は、さらに先行車発進告知機能のタイミングが遅い、普通、早いの3段階に切り替えることが可能だ。

スバルは、前車が発進して約3m以上進んでも自車が発進しない場合に、先行車の発進を警告音と警告表示でドライバーにアピールする。
ホンダの先行車発進お知らせ機能も同様で、作動条件としてはシフトポジションがD・S・Nでブレーキペダルを踏んでいる場合、もしくはパーキングブレーキが使用している場合に作動し、警告音とディスプレイ表示でドライバーに知らせる。

基本的に、追突被害軽減自動ブレーキの機能を応用したシステム。安全装備というよりは、便利機能の一種でもある。

自動車メーカー各社の先行車発進お知らせ機能名称


メーカー各社ごとの先行車発進お知らせ機能名称は以下の通り。

トヨタ 先行車発進告知機能/先行車発進お知らせ機能
ホンダ 先行車発進お知らせ機能
スバル 先行車発進お知らせ機能
ダイハツ 先行車発進お知らせ機能


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