![cafe metsä(カフェメッツァ)](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220920/20220920133143.jpg)
クルマでしか行けないVol.41
ハイジ的なカフェでバインミー 栃木県鹿沼市 cafe metsä(カフェメッツァ)
白い壁に水色の扉がかわいい外観にヤギが2頭…。
思わずハイジ~と叫びたくなります。て、ことはこのヤギはユキちゃん…。
ではありません、「cafe metsä」の看板娘「もも」と「こうたろう」です。
今回、訪れた場所は栃木県鹿沼市。
ネットに「ヤギが出迎えてくれるカフェ…」の文字を発見。
ヤギは特に珍しくはありませんが、カフェ×ヤギとなれば話は別。
会ってみたい、と心が躍り1時間半ほどクルマを走らせました。
着いてビックリ!! 冒頭で述べたように、アルプスの麓に建っていそうな家がズラリ。
聞けば周辺一帯は、鹿沼市が田舎暮らしを支援する菜園付き住宅区画として開発された場所とのこと。なるほど、納得です。
さて、そんな一画にあるのが「cafe metsä」ですが、フィンランド語で森の意味とのこと。店内も、ハイジの家と言った雰囲気。シンプルですが、白を基調にテーブルや床板の木目が柔らかい印象を与えます。
「北欧の雰囲気が好きでなるべく落ち着いた色合いを意識しました」と木崎さん。店内を照らす照明や飾られている小物たちも、どこか素朴で心をほっと落ち着かせてくれます。
そんな木崎さんお勧めが、北欧料理ではなく、えび&アボガドのバインミー。
バインミーとは、20㎝ほどのふわりと軽いフランスパンを使用するベトナムサンドイッチです。
前菜は木崎さんが丹精込めて育てた野菜を中心に4種類。
自然の甘みや程よい苦味などを十分に楽しんだ後は生まれて初めてのバインミーを味わいます。
一口目からチリマヨネーズが口の中に広がり、大根やニンジンのうま味を引き立てます。シャキシャキの食感の中から時折顔を覗かせるのは、ぷりぷりとしたエビの食感とアボガドの溶けるような柔らかな食感。
これが絶妙なコンビネーションで筆者の食欲に火をつけます。一緒に注文したチャイラテのシナモンの味も相まって気が付けば完食。
窓の外では、筆者と同じように「もも」と「こうたろう」も草をむしゃむしゃと食べていました。
「以前、ベトナム料理のカフェで働いていたこともあり、ベトナム料理を出すお店を田舎でやりたいと思っていました。
ただ、外観などでベトナムを意識しすぎるとお客様の好みが分かれてしまうので、同じくらい好きだった北欧雑貨の似合うお店でメニューだけはベトナムでということになりました」と木崎さん。
訪れたお客様を迎え入れる拘りについてお聞きすると「体に優しい食材を使うこと」と、真剣な眼差しで答えてくれました。
鹿沼市は、5月中旬から6月上旬にかけてサツキが見頃を迎えます。
今年の「鹿沼さつき祭り」は終わってしまいましたが、まだまだサツキは美しく咲いております。
今週末、ぶらりクルマを走らせてみてはいかがでしょうか。
アクセス
住所:栃木県鹿沼市加園409-3
(カーナビのセットは栃木県鹿沼市加園447付近と入力してください)
TEL: 0289-63-5606
営業時間:11:00~16:00
定休日:日月祝(他不定休)
ホームページ http://cafemetsa.exblog.jp/