

ジープの歴史は、悲しくも第二次世界大戦中に連合国軍の軍用車両としてスタートしている。どんな道でも走れる。壊れても、すぐに直せるなど、極限での使用が想定され生まれた4WD車だ。そのジープの遺伝子は、道なき道を行くアメリカを象徴するクロカン4WDとして成長した。今でも、ジープと言えば4WDというように、多くの人がジープの名を知っており、アメリカ車では、珍しいクルマといえる。また、続々と登場するジープブランド車にも採用されている縦格子グリルが最も似合うモデルでもある。
150台の限定車ジープ ラングラー アンリミテッド フリーダム エディションは、そんなジープの優れた走行性能と耐久性をもつ車両の復刻版として登場した。フロントフェンダーに装着された”Oscar Mike”(軍事用語で On the Move[移動中、向かっている]を意味する)のハードバッジ、およびボンネットとリヤに装着された米軍を連想させる星のデカールが入れられひと際存在感を増している。
限定車のボディカラーは2色。人気の高いブラックおよび特別カラーのハイドロブルーが設定されている。また、フロントに専用のミネラルグレーグリルを採用。オーバーフェンダーはボディ同色として、洗練さと統一感をアピールする。

そして、この限定車の価格は3,885,000円。アンリミテッド スポーツの価格が3,685,500円なので、20万円のアップという計算だ。レザー+ファブリックのコンビシートや、オーバーフェンダーのボディ同色などを加味すると、価格アップなりの装備といえそう。割安感はあまり感じない。
ジープ ラングラーは、2007年に導入されたモデルで8年目に入ったモデル末期のモデルなので、限定車とはいえ少しくらいお買い得感は欲しいところ。それくらいないと、あえて今欲しくなるという決定打に欠ける。この価格帯なら、よりフレキシブルに使えるトヨタ ランドクルーザー プラド の2.7Lが買えるので、ジックリと比べてみるのもいいだろう。
この限定車は、とくに最新鋭の装備など進化したハードが搭載されているモデルではない。つまり、古いまま雰囲気だけかえた限定車。新しいものはないので、ジープというクルマのブランドやスタイルを特別感をもって愛せる人でないとなかなか手が出しにくい。約370万円という価格で4WDを選ぼうと思うと、より低燃費で安全装備も高いモデルがたくさんある。
ジープのカタログ情報
- 昭和61年10月(1986年10月)〜平成10年9月(1998年9月)
- 新車時価格
- 173.5万円〜199.8万円
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