下取り車に関しても前述の「中古車を買うなら」における事情と同じだ。

駆け込み需要期に、新車で下取りされたクルマの多くは、2014年度に入ってから売却される。

増税の影響で冷えきったマーケットに下取り車を中古車やオークションで売却しようとしても、
価格を下げないと売れない。

それを見越し、駆け込み需要期のディーラーでは、下取り価格を下げるケースが多い。

できることなら、本格的な駆け込み需要期前となる、1月には売却するといいだろう。
もちろん、下取り車に出すだけでなく、買取店に必ず行くことは重要だ。下取りと買取、この2つの
価格をシッカリと比べて、高い方に売れば良い。

買取店は、こういったマーケットの相場に敏感なので、高値が付く可能性が高い。そもそも、ディーラーの
下取りより高値がつかないようでは、あれだけの買取店が存続できる訳がない。

増税する前にクルマを買うことで、10万円得しても、下取り車の売却で12万円損したら、
なんの意味ももたなくなる。

増税分以上に下取りが安かった、なんてことにならないように比較することをおすすめする。


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