意外と知られていない 省燃費運転のコツ4 先週はエンジンブレーキを上手く使いましょう!というお話でした。今週はすっかり忘れがちなタイヤの空気圧のこと。

みなさんは、写真のような”メーカー指定空気圧”をご覧になったことありますか?私この写真を撮って初めて見ました!ってコトはないですが、すっかり数値のことは忘れておりました。

空気圧が減ったまま使用すると、タイヤがたわんで、路面との設置面積が増えます。設置面積増=抵抗増なので、燃費も少し悪くなります。タイヤって異常がなくても少しずつ空気は減っていくのですよ!!お祭りで貰った風船が少しずつ萎んでいくのと同じ原理で、空気がタイヤからしみ出していくんですね。

一説によれば1ヶ月で5%空気圧が下がり、2ヶ月で10%、燃費の効率にすると5%も悪化するそうです。チリも積もればなんとやら。

実は空気が寒くなるこの時期は暖かい時期と違い、タイヤの中の空気が熱で膨張しにくく、しみ出しやすいのです。そしてこれから毎月寒くなっていきます。

今度ガソリンを入れる際には、写真のステッカーのことを思い出して下さいね。適正な空気圧か点検してもらいましょう。入れすぎでも少なくてもどちらでもなく、適正数値が肝心です。